意外と簡単
抵当権抹消手続きをしてきました。
家を建てて26年になります。住宅ローンを無事に完済しました。途中金利の安いローンへの借り換えをし、支払い額も減額したので、返済期間は25年から26年と1年伸ばしましたが終わって安堵しています。
銀行から必要な書類が届いたので、自分で法務局に出向いて抵当権抹消の手続きをしてみました。
その様子にご興味があったらお付き合いください。
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1.我が家の住宅ローンの状況
我が家は1995年に一軒家を建てました。
当時はバブル真っ盛りの1990年にマンションを物色しました。周囲が次々と家を買っていたのに焦ってしまい、自分も乗り遅れまいと探し始めたのです。
しかし、私のような中堅サラリーマンでは、展示場に行っても鼻にもかけてくれないほど住宅もバブル真っ盛りでした(^_^;) 私の年収では3LDKのマンションが買えないのです(;゜ロ゜)
しかたなしにしばらく様子を見ていたら平成バブルが崩壊し、あれよあれよという間に不況に突入してしまいました。 家を買う話しも萎んでしまいました。
そうしているうちに、住んで居るアパートの上階に騒がしい家族が引っ越してきました。夜中でも子供が走り回ることにイライラが募る日々を過ごす羽目になりました。
そこで、バブルから5年も経って住宅価格も安定しただろうと家を探し出したら、なんとか手に入る価格に落ち着いているではありませんか?
あっというまに一戸建ての注文住宅を買ってしまったのでした(^_^;)
とはいえ、猫の額のような狭い家です。それでも結構な額になりました。 住宅ローンは固定金利の25年返済で借りました。予定通りなら昨年2020年には完済しているはずでした。 が、途中で住宅ローンの金利も下がりだしたり、私自身も役職の降格などで年収減で、いままでの返済額では、ローンの返済が出来なくなる不安も出てきました。
今、話題になっている住宅ローン破綻ですね(;゜ロ゜)
そこで、金利の安い住宅ローンへの借り換えをし、返済期間も少々延ばして、月々の返済額を減らしました。やっておいて良かったです。その後、さらに年収が減収する状況になり、大変でした。
しかし、ようやく2021年6月に住宅ローンを完済できました。
まずは良かった 良かった( ^o^)
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2.銀行から書類が届く
返済を終えて1週間くらい経った頃です。
借りていた銀行から、大きな封筒に入った書類が送られてきました。
これが、案内文です。
同封のクリアファイルに以下の書類が入っていました。
①から④は、借りた当初に銀行に提出した書類です。
① 金銭消費貸借契約書
② 印鑑登録証明書(私と家内に2通)
③ 住民票
④から⑦は抵当権抹消に利用する書類のようです。
④ 抵当権設定契約証書
⑤ 投句識別情報通知(土地と建物各1通)
⑥ 弁済証書
⑦ 委任状
⑤~⑥の書類はこんな感じです。
同封された資料の中に法務局の目立つピンクの書類が入っていました。
なになに、
住宅ローンを完済したら、銀行から届いた書類と申請書を書いて法務局に行けば、抵当権が抹消できる
と書かれているようです。
さっそく、Webで抵当権抹消の手続きを確認します。
手順は以下だと分かりました。
1.必要書類を準備する
2.管轄の法務局を調べる
3.法務局に手続きの日を予約する
4.抵当権抹消登記申請書を作成する
5.法務局に抵当権抹消登記の申請を行う
6.登記完了証を受け取る
銀行から書類が届いた段階で1はほぼ終了しているようです。
さっそく法務局の場所を調べて、抵当権抹消の手続きを進めることにしました。
なお、インターネットで申請が可能なようですが、面倒そうなので止めました(;゜ロ゜)
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3.抵当権抹消の手続き
まずは、確認した法務局に電話しました。
自動受付の案内が流れ、親切にも抵当権抹消の手続きは×番を押してくださいとアナウンスがされます。 ×番を押します。
すぐに担当の方が出ました。(女性でした)
私:
「住宅ローンを完済したので、抵当権抹消の手続きをしたいのですが…」
担当:
「電話相談になされますか?法務局に来られますか?」
「法務局に伺って相談がてら申請をお願いします」
「分かりました。空き予定を確認します」
少しの間
「7月8日以降なら可能です」
(様子から1週間先まで埋まっているようでした)
「では、7月14日でお願いします」
「何時にしますか?その日ならいつでも可能です」
「13時にお願いできますか?」
「大丈夫です。予約しておきます」
以下、事務的な話しがしばらく続きました。
予約は5分程度で完了です( ^o^)
さっそく、登記申請書をダウンロードして書いてみました。
法務局で聞きながら書いても良いそうですが、せっかくの機会なので自分で書いてみようとおもったのです。
書き方は、法務局のHPからダウンロードできます。
残念ながら、法務局のURLはhppt:なのでここにかけません。
自分で、「法務局 申請書」で検索してみてください。
4.いざ法務局へ
7月14日緊張しながら、法務局へ向かいました。
法務局は普段通うジムの近くにあったので、その駐車場に車を止めて、歩いて10分くらいで到着しました。着いたのは、予定時間の10分前でした。
ちょっと早すぎたかも(;゜ロ゜)
入ると受付の場所の看板が出ていました。
窓口は2階でした。
受付に到着。
予約した××と伝えます。
3番の窓口へ行くよう言われます。
3番の窓口で、再度名前を言います。
受付書類を手渡され、記入するよう促されます。
書いて出すと、椅子に座ってちょっと待ってくださいと言われました。
良かった。すぐに手続きに入れそうです。
予約した13時ちょうどに、手続きのコーナーに案内されました。
残念ながらこれ以降は写真を取れませんでした(^_^;)
受付していただけた方は、ベテランそうな男性職員でした。(ちょっと強面の方でしたアセアセ)
作成した書類と銀行からもらった書類を提出すると、確認作業が始まりました。
一通り確認作業が終わると、申請書の一部修正作業や申請日を追加記入するよう指示されました。
書き終わると、書類を一つにまとめた上で、2番の窓口で印紙を2000円買ってくるように言われました。
こうした作業は別々の窓口なんですね。
印紙代の領収書です。
一通りの作業が終わって、書類を受け取り、申請の窓口に提出します。
こうして申請が無事に終了しました。
無事に受付が終わると、7月28日の午後には「登記完了証」が交付されるそうです。
こんな用紙をもらえます。
手続きに問題があると、7月28日以前に電話が来るそうです(^_^;)
7月28日まで何事も無いことを祈りたいと思います。
5.終わりに
抵当権抹消の手続きを自分でやってみました。
かかった費用は、2000円だけ( ^o^)
窓口の予約は要りますが、
手続きの時間は、10分で済みました。
意外と簡単でした。
司法書士をお願いすると、2~3万円くらいかかるようです。
代理人が入るので、時間もかかりそう。
平日に法務局に行ける方なら、ぜひ自分で手続きしてみましょう。
私でも出来ました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり