健康
奥歯に腫れが出来たので歯医者に行って来ました。検査の結果、銀歯のすき間から細菌が入って炎症を起こしていたようです。治療後、銀歯を入れるかセラミッック歯を入れるかを悩んだ末、セラミック歯を試しに入れて見ることにしました。
保険が使えない分、費用が高くなりますが、虫歯になりにくいことや、長く使えるというメリットから選びました。そんなセラミック歯を入れた状況と学んだ知識をまとめてみました。お時間があったらお付き合いください。
奥歯に腫れが出た
食べ物を噛むと、右上の一番奥の臼歯辺りに鈍痛感を感じるようになりました。早々に定期的に通っている歯医者さんに行って診てもらうと、その奥歯の根元に膿が溜まっているようでした。銀歯と歯の間から細菌が入ったようです。
先生の説明を聞いて書いてみた私の腫れのケースの状況です。
私の奥歯の治療は銀歯で処置してありました。
が、この銀歯は治療後の経年変化で銀歯と歯にすき間が出来るそうです。これは、銀歯と歯の素材の硬さの違いから起こるそうです。銀歯の素材が歯と比べると硬い為に経年劣化をおこしやすいそうです。
また、ネットで調べると銀歯を固定する接着剤も、歯医者さんによってまちまちでセメント系の古い接着材の場合、経年劣化でセメントが流れ落ちて、すき間が出来るそうです。
私のケースは、そうした状況が重なって、見えていない部分にすき間が出来て菌による炎症を起こしたようです。
とりあえず、銀歯を削って炎症が起きている部分に化膿止めの処置をしてもらうと共に、飲み薬で抗菌薬も処方してもらい、腫れが治まるまで毎週都合3回ほど通院しました。
その後、腫れも治まったので、削った部分を何で修復するかというお話になりました。
通常ですと、保険適用の銀歯を入れるのですが、私がセラミック歯に興味を持っていました。先生からセラミック歯の説明を聞き、次回までにどちらでおこなうか決めることになりました。
セラミック歯は、寿命が長いこと、虫歯になりにくい、見た目が綺麗などのメリットがあります。一方で、セラミック歯は保険適用外なので、治療費が高くなるデメリットもあります。
もうすぐ70歳という年齢を考えると、出来るだけ寿命が長い方が治療回数が少なくて済みます。上手くいけばもう治療をしないままで行けるかもしれません。
一方で、今回治療した歯は奥歯なので、セラミック歯のメリットである綺麗な歯という部分はほぼ関係ありません。
どうしようか悩みましたが、今後のことも考えてとりあえずこの1本をセラミック歯にしてもらって、その効果や感触を体験してみようと思いました。
そんな経緯で、今回は試しでセラミック歯を入れてもらうことにしました。
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セラミック歯を入れる
銀歯をセラミック歯に変えても、作業工程はそう変化がありません。
土台を形成してもらい、歯の型を取ってもらい、セラミック歯を作成し、歯に装着するだけです。
とはいえ、金属の歯とセラミック歯では、形成してくれる歯科技工所が違うようで、製作した歯の精度は、セラミック歯の方が良いそうです。
また、接着剤もレジン系のセメントを使うようです。接着剤なので歯ともセラミックとも化学的に接着します。歯と詰め物の間の隙間をしっかり埋めて、すき間が出来づらくむし歯になることを防げる接着剤だそうです。
セラミック歯と銀歯の特徴を整理すると、
セラミック歯
費用
保険適用外で自費診療
詰め物で約3万~7万円
被せ物で約7万~15万円くらい。
私の場合は、消費税込みで7万円でした
(先生が消費税分7千円を割引してくれました)
寿命
10~15年、場合によっては20年以上
銀歯と比較すると、2倍以上の耐久性
メリット
見た目が天然歯とほとんど変わらない審美性が良い
汚れがつきにくく虫歯の再発リスクが低い
金属アレルギーの心配がない
デメリット
保険適用外で価格が高い
銀歯
費用
保険適用
詰め物や被せ物で数千円から一万円程度
寿命
5~7年
ケアしても接着剤の劣化や金属の変形により、定期的な交換が必要
メリット
費用が安く済む
デメリット
金属の為に審美性は低い
長期間使用すると金属イオンが溶け出し、金属アレルギーの可能性
歯茎の黒ずみを引き起こすリスクもある
おわりに
今回は、奥歯のトラブルをきっかけに気になっていたセラミック歯を入れてみました。
今後の歯の調子を観察しながら、今後発生するだろう他の歯のトラブル時にもセラミック歯をいれていくかを検討していきたいと思います。
健康は私の主要テーマです。歯の健康、身体の健康、脳の健康を維持したいので、歯の定期検診も継続していきたいと思います。
歯がそろっていれば食事をおいしくいただけます。
健康的な身体を維持できるように大切にしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり