腸内細菌の様子を知る
TVの特集番組を観た時から、いつかやってみたいと思っていました。今回、人間ドックのオプションで「腸内フローラ検査」が出来ると言うではありませんか( ^o^)
「ピンピンコロリ」を目指す身としては、お高かったのですが「やってみるしかないしょ」と、試してみました。
結果は「C」判定で標準的ながら、ビフィズス菌などの長寿菌が不足だそうです(^_^;)
次回のために結果概要を記録しておきます。興味があったらお付き合いください。
1.腸内フローラ検査
8月の初旬に人間ドックを受けてきました。
その時の様子がこちらになります。
ドックの看護師さんと診断前相談をしていたら、有料だけどオプションで「腸内フローラ検査」も出来ると言われました。
引用:受診先のセンターHPより
お値段は、
19,800円です(^_^;)(;゜ロ゜)
お、お高い
でもねぇ……
前から
「腸内フローラ検査」は興味津々
だったのです。
6年前にNHKスペシャルで「腸内フローラ」特集を観てから関心を持っていました。
URL: NHKスペシャル | 腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー
2018年1月14日にも、IPs細胞でノーベル賞を受賞した山中教授とタモリさんの司会で「人体」第4集・腸で「腸内フローラ」が紹介され、ますます自分の腸内の様子を知りたくなりました。
2018年の番組紹介から引用します。
体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使して伝える、シリーズ「人体」。第4集のテーマは“腸”だ。毎日の食事から栄養や水分を大量に体に取り込む消化・吸収の要だが、じつは私たちを万病から守る全身の「免疫力」を司っていることが、最新研究から明らかになってきた。なんと全身の7割もの免疫細胞が腸に集結し、いま話題の「腸内細菌」たちと不思議なメッセージをやりとりしているというのだ。ひとたび、腸での免疫のバランスが崩れ、免疫細胞が暴走を始めると大変なことに。花粉や食べ物、自分の体の一部まで「敵」と誤って攻撃し、さまざまなアレルギーや免疫の病を引き起こしてしまう。どうすれば、腸内細菌が出す“メッセージ”を活用してこの暴走を抑え、アレルギーなどを根本解決できるのか。最先端の顕微鏡映像や高品質のCGを駆使して、知られざる腸の力に迫る。
私は花粉アレルギーを持っています。また、体重が増えやすい体質だと感じています。
昨年のコロナ禍では、体重が2kgも増えてしまいました(^◇^;) 最近ジムも再開しようやく減り始めた所です。
そうしたアレルギー体質や太りやすいことも腸内フローラが影響していると番組で紹介していました。
「ピンピンコロリ」を目指す身として、これまで色々な検査を受け自分を観察して来ました。
そんな私です。
検査するなら、今でしょ!
と、自分に活を入れて、
看護師さんに検査をお願いしました(;゜ロ゜)
あ~あ、これだからお金が貯まらない(;゜ロ゜)
いやいや、自分への投資はしっかりやらないと(^^)
葛藤だらけのシニアです……
2.検査キットの概要
今回行ったのは、MyKinso(マイキンソー)という検査キットです。
提供しているのは、株式会社サイキンソーという2014年に設立されたベンチャー企業でした。
こちらが、MyKinsoの検査キットの中身です。
健康診断で行う便検査のサンプルを取るのと同じようなキットが入っていました。
ドックでは、キットを渡されただけ(;゜ロ゜)
自宅に帰って、便を取って郵送する方式でした。
後でも書きますが、こうしたキットはネットでも販売していました(^_^;)
せっかく人間ドックに来ていたのだから、待ち時間を使ってその場でさせてくれると良かったのになあ
と、思いましたが仕方ありません。
自宅で処置をして早々に郵送しました。
こちらは、Amazonで販売しているキットです。
お値段が11,000円と私の受けたものよりお安いです。どうも普及させてたくて拡販中のようです。
いつまでこの値段かは?らしい。
その代わり、食生活などのアンケートはネットでインプットでした。結果もネットで見るタイプです。
Amazon primeなので会員なら送料が無料です( ^o^)
3.腸内フローラ検査結果
郵送して待つこと1か月。
先日、結果が郵送されて来ました。
こちらが腸内フローラ判定結果の概要です。
総合判定は「C」でした(°_°)
A〜Eのちょうど真ん中で、標準的とのこと。
良い点は、健康効果のある酪酸産生菌が多いことだそうです。
一方、健康長寿菌が不足気味で、ビフイズス菌が少ないので増やす努力をすることでした(^◇^;)
検査結果の詳細はこんな感じで出ています。色々な機能の菌群の説明や私の数値と標準値が示されています。
上の一覧では、分かりにくいので、改善の余地有りの項目を抜き出してみました。
保有菌の種類が少ない。
→多い方が多様性があって良いのだそうです。
ビフイズス菌が少ない。
→加齢によって減少する傾向。長寿の人に多い菌。
アリスティパス菌が少ない。
→過敏性腸症候群患者では少ない。腸管内の炎症と関連性がある。
フィーカリバクテリウム菌が少ない。
→酪酸産生菌の代表格。免疫調整機能で重要視。長寿菌の1つ。
数値が良かった項目は3項目でした。
乳酸産菌が多い。
→腸管の運動や食物の消化が促進され、有害菌を抑える働きがある。
酪酸産菌が良好。
→腸管内の細胞のエネルギ源。特定の疾患リスクを低減するらしい。
クロストリジウム族が標準以上ある。
→酪酸産生能を持ち、人体に良い影響を与える有用菌らしい。
筋群の詳細は、もう少し勉強しないと理解できませんでした(;゜ロ゜)
頑張ろう!
クロストリジウム属は、特集でも取り上げていた菌です。アレルギーには有用な菌らしいので、花粉アレルギーとの関連生を調べてみたいと思いました。
報告書の最後には、管理栄養士さんからのコメントがついていました。
腸内フローラのバランスは標準的です。
中でも、様々な健康効果が期待されている酪酸産生菌が十分にあり、良い傾向です。
現在の飲酒・喫煙のない習慣は、腸内環境にとっても良い生活習慣です。
ぜひ、継続してください。今回は、長寿菌が少なかったので、今後は発酵食品と水溶性食物繊維のとれる食事を心がけてみましょう。発酵食品の中でもビフィズス菌を含むヨーグルトや酪酸菌を含むぬか漬けがおすすめです。
以下略
ビフイズス菌の入ったヨーグルトは毎日食べているのですが……
ビフイズス菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖が足りないかもしれないともアドバイスが書かれていました(^◇^;)
ヨーグルトを食べるタイミングも、食事の最後が良いみたいです。
などなど、これからビフイズス菌を増やす食生活の改善やクロストリジウム菌の有用性などを学習しながら検討していきたいと思いました。
とりあえず、食物繊維をスープやヨーグルトに入れて食べ始めました。
添加しても味も香りもせず、溶けやすいので便利ですね。
以上が、検査の概要や感想になります。
色々改善をしてみたら、改めて検査を受けてみたいと思います。
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4.終わりに
初めて腸内フローラの検査を受けてみました。
腸内のビフイズス菌が不足のようなので、これから増やす工夫をしていきます。
2回目の検査をしたら、またご報告したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうした記事も読んでやってください。
終わり