お金
妻が65歳になり、老齢基礎年金を受け取るので、私のもらっていた加給年金の支給は停止するとお知らせが来ました(>_<)残念ですが、制度ですから仕方有りません。しかも、この制度は夫婦共働き世代では支給廃止が決定しています。その是非はともかく支給の権利のある人は、年金繰り下げはしないで加給年金もらいましょうとアドバイスしたいです。というシュート記事です。良かったらお付き合いください。
加給年金の仕組み
加給年金は、厚生年金を240ヵ月以上納めた人が対象になります。会社の家族手当のようなものと説明がありました。家族手当なので、配偶者などの扶養家族がいることが支給の条件になります。さらに細かい条件も色々ついていてちょっとわかりにくい制度です。
我が家を例にすると、私(夫)が65歳になった翌月分から、妻が65歳になる4年間に渡り支給されます。
実際に届いた支給額変更通知書の一部がこれになります。
年額390,900円となっています。
最近、基礎年金が増額されたので、それに合わせて408,100円に増額されていました。
6、8、10月の3回分だけですが…それでも助かりました。
加給年金の支給終了
そんな状況の中、ついに恐れていたお知らせが届いてしまいました。年金事務局から、加給年金至急が終了するというお知らせです。
実際は、12月分の支給から減額されます。
月にすると約34,000円です。
家内の老齢年金が増えるから良いじゃないの?とおっしゃる方は家族仲が良いのでしょうね。我が家の場合は、私の年金は家族の為、家内の年金は家内だけのモノです(;゜ロ゜)
これから減った分だけ生活をなんとかしていかないと…です。
生活支出は増えている
多くの方のように、年金だけでは生活できないので少々アルバイトをして生活の足しにしています。でも、バイト代はもう何年も上がっていません(;゜ロ゜)
仕方が無いので仕事量を増やして収支をなんとかプラスになるように工面しています。しかし、こんなご時世のせいか、私の仕事先が突然倒産するといった不測の事態も起こります。せっかくの仕事の報酬が不良債権化してしまいました。いまだに、この件は全く進展しておりません。
そんな状況の中で、最近、水道代や介護保険料も増えています。(^0^;)支払うお金は増える一方です。
介護保険料が増えた記事はこちらです。
こちらが水道料金アップの記事です。なんと20%です!
年金繰り下げは要注意
まだ加給年金をもらえる権利にある方には注意が必要です。
まず、被保険者が厚生年金の支給を受けていることが条件です。また、配偶者が65歳以前であることが必要です。そのため、たとえば被保険者(夫)が69歳まで年金を繰り下げると、加給年金の支給はなくなります。
政府は繰り下げ支給を推奨していますが、こうした制度面での不利益がある影響はあまり伝えていません。
たとえば、4歳差の夫婦の場合、65歳から受け取る加給年金は4年間で約156万円です。
繰り下げるとこの分の支給が無くなります。そのため、損益分岐点が約5年ほど遅くなるようです。
おわりに
年金制度は、年々改革されています。2025年にも税制改正が議論されていますが、年金は早く受け取っておいた方が良いと思う次第です。
皆様も年金制度はしっかり学習したおくことをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり