予測
日経トレンディが毎年11月に年間のヒット商品ベスト30を特集しています。
定期購入して商品動向の参考にしています。その特集から、2023年のヒット商品ランキング1位~10位と、2024年のヒット予想をちょとだけ見てみたいと思います。
お時間があったらお付き合いください。
1.日経トレンディ2023年ヒット商品
2023年のヒット商品ベスト10
まずは、2023年のヒット商品にランクインした上位10位までを見てみましょう。
今年は、コロナ後の外出制限解除で脱コロナの商品が躍動し、身近な商品も大ヒットしたと日系トレンディは考察しています。
第1位 ChatGPT
第1位は、ChatGPTでした。公開は22年11月ですが、2023年3月にプラグインの対応がされてから関連アプリが増えてアクセス数が急増しました。
難解だったAIが無料で誰でも使える存在になりました。検索エンジンやチャットボットが軒並み賢くなり、労働価値換算では25兆円との試算も言われています。
私も記事にしています。
最近、CEOのサムさんに解任騒ぎなどありましたね。
まだ進化途中なのでこれからの動向が気になるところです。
第2位 chocoZAP
税抜き2,980円という圧倒的な安さと、外履きOKなどの気軽さで、ジムに行くハードルを極限まで下げたと言われるchockZAPです。2022年7月のサービス開始から1年2カ月で1000店舗、会員数約84万人を達成したのは驚異的です。
キャッチフレーズが、「コンビニジム」です。着替えが不要で、そのまま入館できます。体重計やスマートウォッチも貸与してくれます。そして、ジムにはセルフエステの出来るマシンも常備しています。さすが「RIZAP」思い切った戦略で仕掛けてきました。
しかも、この戦略立案ではマーケティング調査をしていません。いきなり実店舗47店を開店して実験しながらPDCAサイクルを回しながら改善し、今の仕組みに行き着いたといういわくつきのサービスです。
chocoZAPの話題性から私も2022年にこんな記事を書いています。
第3位 THE FIRST SLAM DUNK
名作スポーツ漫画を3DCGで描き、実際の試合さながらの臨場感に“観客”が熱狂しました。23年トップの興行収入157億円を達成しています。
個人的には昔テレビ放送したアニメの挿入歌をZARDが歌っていたのが強く印象に残っています。
第4位 ゼルダの伝説
ヒットした前作にアイテムづくりなどの新要素を加え、23年6月末までに国内326万本を販売しました。初速はシリーズ最高記録を樹立しています。
第5位 ビオレUV 瞬間ミストUV
塗り直ししやすいスプレータイプの日焼け止めが、記録的な猛暑を追い風に快進撃を見せました。累計出荷数は660万本を超えています。
第6位 北海道ボールパークFビレッジ
人口5万人台の地方都市に作った最新ボールパークが300万人以上を集客し、北海道の新たなシンボルとなりました。グルメなどを充実させ、野球ファン以外も半年で110万人以上を呼び込んています。
第7位 こだわり酒場のタコハイ
サントリーが、昭和時代を生きた人にはなじみの深い“老舗プレーンサワー”を「味の想像がつかない」というミステリアスな打ち出しで話題になりました。年間500万ケースの勢いで売れています。
第8位 レノア クエン酸in超消臭
洗剤でも柔軟剤でも漂白剤でもない第4の洗濯アイテム「すすぎ消臭剤」が新市場の開拓に成功しました。8週間で400万本を出荷しています。
第9位 パキット
乾燥パスタのおいしさを手軽に味わえる袋入りパスタソースが2カ月で100万食超を達成しました。洗い物を減らしたい、ずぼらな人の支持も得ています。”ちゃっかりタイパ”需要を喚起したと言われています。
第10位 WBC 2023
侍ジャパン3度目の世界一は、経済効果が2009年大会を超え654億円と過去最高となりました。大谷翔平が国民的スターに進化し、CM出演した化粧品や時計が相次いで売れました。
以上が上位10位まででした。
それ以降、11位以下は、以下のURLからどうぞ
個人的にこのアニメだけはご紹介しておきます。
【 12位】【推しの子】
芸能界の裏表も描いた社会派な作風が支持を得て累計1400万部以上を達成しています。オープニング主題歌「アイドル」YOASOBIの楽曲は、最速で4億回再生を達成しました。ABEMAのアニメチャンネルの作品中で「鬼滅の刃」を抜いて歴代最多人数になっています。
13巻が11月17日に発売されたばかりです。
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2.2024年のヒット予測
さて、2024年はどんな商品が売れると予想しているか見てみましょう。
2024年ヒット商品予測ベスト10
では、2024年のヒット商品ベスト10です。
今回は、このうち、上位3位までをご紹介します。
1位 ドローンショー&空中QR
ドローンを活用した夜空のスペクタクルショーです。今年の花火大会で次世代花火として人々を驚かせたので、ご存じの方も多いと思います。
ドローンで空中にQRコードを描いて観客を誘導したりするなど広告効果も高いと期待されています。
2位 未来のレモンサワー
2023年に限定販売したら、即完売の商品が2024年に戻ってきます。
プルタブを開けると、吹きこぼれない程度の泡の中から、レモンスライスが表面に浮かんでくるエンタメ性は新しい体験と好評です。
3位 新Vポイント
TポイントとVポイントが合体して、新Vポイントとして2024年春に登場します。統合することで約8,000万人の会員基盤を持つ第5の経済圏が誕生すると言われています。
それ以降の詳しい内容は以下からどうぞ
3.まとめ
日経トレンディ2020年12月号から、2023年のヒット商品ベスト10と、2024年のヒット商品ベスト3をご紹介しました。
コロナ後、消費はこれまでとは異なる様相を見せています。特に新しい技術やサービスを活用した商品がこれまでとは異なる世界観を示してくるようです。今後の動向に注目していきたいと思います。
今週は、年末の駆け込みリポート提出で、リポート数が普段の倍以上!(^_^;)
添削の合間に記事をなんとか書き上げています。記事の誤字脱字や稚拙な部分があったら忙しさに免じてご容赦ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり