この時期でも定期検診はやるぞ
先日、人間ドックに行ってきました。
5月の受診予定が、コロナ禍の緊急事態宣言で延期になっていました。
まだ心配でしたが、病院も検査を再開したので8月に受けてきました。
そして、結果が先日郵送されてきました。
検査の様子やその結果から思うことを書いてみます。
お時間があったらお付き合いください。
こんな記事も書いています。
1.コロナで人間ドックを受けるのも大変
このグラフは私が住んでいる神奈川県のコロナウィルスの新規感染者の推移です。
緊急事態宣言が出た4月7日より、最近の方が感染者が増えています(^◇^;)
出典:東洋経済オンライン編集部
URL: 新型コロナウイルス 国内感染の状況
当初は5月に人間ドックを受診する予定でした。
しかし、緊急事態宣言が出て、病院も人間ドックを一時休止しました。
受診先のセンターから届いた休止のお知らせ
その後、解除され6月に再開すると案内が来ました。
とはいえ、ご覧頂いたように感染者の数だけを見ると当時より多い状態です(^_^;)
1ヵ月ほど迷っていましたが、ジムで同じセンターで受診した方の話しを聞いて、体制も整ったようだと判断して、受診することにしました。
こうした情報チャネルは大切ですね(^^)
受診に当たっての状況
受けるにあたり、当日までの14日間で、以下の状況だと受診不可になります。
病院の受け入れはこんな感じです。
受付後のコース説明は無し
(なので、初めての方は受けられませんとのこと)
一部検査の中止
(呼吸器系の診断)
当日の結果説明も無し
しかも、
結果説明前の食事の提供も無し
(食事券を千円分は貰いましたが(^_^;))
ここが一番さみしかった(; ;)ホロホロ
ここのお昼が結構楽しみだったりして(^_^;)
空腹は最大の調味料(^^)?
引用:受信先のセンターHPから食事内容
前日の21時から食べておらず、受診も遅かったので検査の終わり頃は、お腹がグーグー鳴ってました。
実際の受診の流れ
今までは、
朝7時半の開門と同時に受け付けをし、
さっさと診察を終わらせて、
ゆっくり食事をして検査結果の出るのを待つ
というスタイルで受診していました。
しかし、受付も分散で時間指定され、私と家内は9時半受付でした。
予定時間に受付階に行くと先行する人の検査が始まっています。
分散受診が徹底されているようでした。
窓口で書類や検査試料を出して、検査着に着替えたら
即、検査スタートという感じです。
検査の場所はどこも3密防止で、椅子はすべて1つ置き間隔
検査待合室への入場制限もしていました。
(まあ、分散受診しているので、そんなに人も多くなかったですが)
検査もスムーズに進み、1時間弱ですべて終了。
服を着替え会計を済ませた所で10時半でした。
センターを後にして一番近くの回転寿司屋へ直行しました( ^o^)
とにかくお腹が減っていて何か食べないと落ち着きません。
回転寿司は、待ち時間ゼロで好きな物が食べらるので重宝します(^^)
お腹を満たした所で帰宅し、今年の検査も無事に終了となりました。
やれやれ
来年もこんな感じなら、人間ドックで予約する必要はなさそう。
半額で出来る健康診断レベルのコースでも良いかもしれないと
思いました。
検査先のセンターは、もう少し工夫しないと、
受診する人がいなくなるかもしれないと思った次第です。
コロナの抗体検査が安く出来るとか
問診しない分、結果報告書を丁寧に作成するとか…
何か出来ないですかね?
2.人間ドックの結果
人間ドックの検査結果が先日封書で届きました。
開けてみます。
まずは、全体の結果です。
評価項目21項目中、
Aの異常なしが15
Bの所見ありだが日常生活はOKが3つ
Cの経過観察後再検査が 3つ
となりました。
今年は、要精密検査がゼロでした。
良かった。良かった。
今年も脂肪肝がありませんでした。
そこを心配したのは、体重が増えていたからです(^_^;)
言い訳しますがBMIなどは正常範囲です。
この結果はすでに検査時に予想していました。
超音波検査のエコー画面からわかります。
正常な肝臓は、肝臓の形が黒く映ります。
大体、周りの臓器と同じ黒さであれば大丈夫。
脂肪肝の時は、脂肪を取り込んで他の臓器より白く見えます。
私の肝臓のエコー時に、陰が見えました(^_^)
「大丈夫そうだ。良かった」
腹部超音波エコー検査/肝胆膵腎・前立腺・膀胱[甲状腺 橋本病 バセドウ病 長崎甲状腺クリニック大阪]
Cの観察となっている項目は、
・身体計測
・腎機能
・眼科検査
です。
腎機能と眼科検査は毎年評価が良くないです。
腎機能は、
2年前C → 昨年D2 → 今年C
眼科検査は、
毎回Cです。
何度か精密検査もしてもらいましたが、問題なしでした。
一度などは、腎機能のことでセンターの系列病院に行ったのに、
「何で来たの?」
みたいなことを専門医に言われてしまいました。
それから、この精密検査は系列病院ではしていません。
ところで、
その腎機能検査項目のこれまでの数値の推移はこんな感じです。
2004年当時49歳から2020年65歳までの推移になります。
クレアチニンは、ここ17年間上限をオーバーし続けています。
合格ラインは、0.6~1.0です。
しかも、1.3以上は異常判定になります。
今回は、1.24なのでグレーゾーンにいます。
これはもう個体差としか言えないと思うのですがねえ(^_^;)
クレアチニンは、筋肉内のクレアチンが、筋肉を動かすエネルギーATPに変換された後の老廃物です。
クレアチニンは、筋肉量が多くても値が増えます。
運動・筋力トレーニングや高たんぱく食の摂取などでもクレアチニンは高くなります。
かなり値が不安定になりやすい項目のようです。
(最近知りました)
実際、ホームドクターで精密検査を受けた2019年は、
前日激しい運動をすると値が高くなって正しい検査にならないからやっては駄目と叱られました(^_^;)
実は、2019年は前日にかなりトレーニングで追い込んでいたのでした(^_^;)
その事を注意されたのです。
「こうした検査は、不安定要素をすべて排除して計ってもらうものだ」
そうです。
いずれにしろ、値が高いので腎機能の変化には気をつけなさいと念を押されています。
目からウロコでした。
「普段の生活状態を計測するのがいいんじゃない」
と勝手に思っていたのですから(;゜ロ゜)
しっかりと反省して、
今年は、2日前からトレーニングは無し
高タンパク質の食事も無し
で挑みました。
まあ、その結果でD2→C判定にはなりました。
精密検査は免れましたが、やはり私の身体はクレアチニンの値がやや高めのようです。
とりあえず、毎年検診は受けて計測しておくことが大事ですね。
ほか、心配した
胸部x線の結果もA判定でした。
白い影は無かったみたいです。
(コロナウィルスにはかかっていないみたい)
あと、気にしていたのが骨密度です。
ピンコロのために、絶対にさけなければならないことが長期の入院です。
転んでけがをして入院すると危ない。
骨折で入院しそのまま病気で亡くなるパターンを何度も見ています。
骨折の多くが、骨密度の低下と運動不足による筋力低下です。
なので、この2つは検査必須です。
筋肉量はジムで測って問題無しは確認済みです。
お守り代わりに計った骨密度は同年齢と比較して124%と良好な結果でした。
音響的骨評価値(OSI)は3.373でした。
20代の平均より上になります。
少し運動不足なので心配していましたが、こちらも安心できました。
ざっと、こんな検査の結果でした。
細かい確認はこれからボチボチしていきます。
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3.ピンピンコロリが難しい
「美味しい夕飯を食べ、ブログの巡回後、就寝。
翌朝、起きてこないと家族が見に来ると…
布団の中で安らかな寝顔で息を引き取っている」
というのが私の夢です。
家族には一時的に迷惑をかけますが、
長期の寝たきりのままネンネンコロリよりは、
ピンピンコロリの方が感謝されるのではと思います。
しかし、
この夢は、なかなか叶えるのが難しい世の中です。
現実は、多くの人が病院か施設で亡くなります。
自宅で死ねる人はわずか13.2%です。
最近少し上がりました(^^)
(2017年データを追加)
かつて日本では、自宅で亡くなるのが当たり前でした。私の生まれた1955年の自宅死の率は76.9%もありました。
色々な要因が重なっていますが、自宅死は困難になっています。自分が出来るのは、出来るだけ健康寿命を延ばすことです。
そのためにも、仕事と運動をほどほどに取り組んで行きたいものです。
4.人間ドックの判定に一言
この考察は、理屈嫌いの人は読み飛ばしてください。
これから後は、じじいのたわごとです。
私は、ピンピンコロリを目指しているので、
健康維持も、問題解決と同様にPDCAサイクルを回すことを心がけています。
そのC(評価)に当たる1つが、人間ドックです。
なので、人間ドックも毎年欠かさず受けます。
人間ドックは不要という意見もありますね。
その理由の1つに、診断結果の妥当性を疑っておられます。
たとえば、検診を受けて「所見あり」と判断される方が平成30年度のデータで
55.5%にもなっています。
受診したおよそ半数の方が何かの検査結果で異常が認められるというのです。
ちょっと高すぎですよね。
出典:厚生労働省 労働基準局
個人的には、20項目以上ある検査で、いまの厳しい判定基準では異常なしになる確率は低いと感じています。
仮に検査基準が標準偏差の2倍で設定されているとしたら、
検査が20項目あると、
0.9545を20回掛けた値になります。
計算すると、
0.9545^20=0.394なので
約40%の人しか合格しない。
ではないですか!(`ヘ´)
これが標準偏差の3倍なら約95%の人が合格します。
このくらいが妥当では?
とはいえ、健康を考える上では、検査をして数字を知ることはとても大切です。
物作りの現場にいた人なら、管理図を使って品質を点検していたと思います。
日本の品質が世界で高いと言われる手法の1つがこの管理図を徹底したことです。
私も物作りで、こうした管理を守ってきました。
自分の健康について、きちんと数字を押さえておくことの大切さは理解できます。
なので、人間ドックは数字を得るためにかならず受けます。
できれば、
もう少し賢い結果報告をしてほしいものです。
厚生労働省は、病院経営の手先になったらあかんぜよ。
5.まとめ
コロナ禍でも人間ドックはきちんと出来そうです。
とはいえ、検査の流れなどからすると、人間ドックでなくても良いかもしれません。
健康診断程度でも良いかも
そこで取れるデータをきちんと見ておくことで、
「ピンピンコロリ」を目指したいです。
癌や心筋梗塞・脳梗塞などで入退院を繰り返すのは、自分に取っても苦痛です。
医療費もバカにならない。
預金が尽きたらどうしようなどと心配になります。
入退院の繰り返しは、家族にとっても迷惑です。
「ピンピンコロリ」を目指すぞ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうした記事も読んでやってください。
終わり