まねき猫の部屋

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気力を上げる3つの方法-脳に活力を与えて気力を上げる

脳を活性化して気力を上げる

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ご訪問ありがとうございます。

暑い日がまだまだ続きますね。
暑さに負けずに元気に過ごしたいものです。
その為には気力の充実が大事。


でも、その気力はどこからやってくる?
どうやったら気力が充実する?


気力を上げるヒントは、
「ほめ言葉」「爽快感」「美味しいもの」
だそうです。

そんな気力に関する色々を集めてみました。

お時間があったらお付き合いください。

 

目次

 

作成2019年8月26日 更新2020年5月23日

 

 

 こんな記事も書いています。

www.my-manekineko.net

 

1.気力は脳の2階層目からやってくる

脳は、ざっくり分けると3つの階層から出来ています。

 

脳の構造は3階層で気力は2階層目からやってくる


1階層目は、生命維持に欠かせない基本的な機能を担っている部分。
2階層目は、好き・嫌いの感情や感覚・記憶を担っています。
そして、ここが気力の発生源
それと、
3階層目、理性や事実確認を担う部分。
人間のもっとも進化した部分の脳です。

 

改めて、気力が生まれる2階層目の脳の働きを確認してみましょう。
ここでは、大脳辺縁系大脳基底核を含めて2階層目としています。


大脳辺縁系は、喜びや怒りなどの表出、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、などの本能、睡眠や夢などを司っています。また、記憶や自律神経活動にも関わっています。 

大脳基底核は、大脳皮質と視床・脳幹を結びつけている神経核の集まりです。
役割は、運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などの機能を司ります。

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この大脳基底核にある「線条体」が気力の源と呼ばれる部分です。

脳は正直で、うれしいことや楽しかったを素直に喜び、さらに続けたい、やりたいと思います。これが、気力を生み出す源泉になります。


もう少し具体的に見ていきましょう。

 

 

2.気力が生まれる仕組み

 実際、趣味でやっていることや好きなことはすぐに覚えられるし、長く続けても辛く感じないものです。
反対に、嫌なことは手をつけようとしないし、早くやめたいと感じます。


一見こうしたことは、3階層目の理性脳が考えているように思えます。
しかし、実際は2階層目の感覚脳がやっていることだったのです。

  

気力がわいてくるサイクルで大切なのは「うれしい」などの気持ち


なので、気力を生み出すには「うれしい」や「楽しい」「気持ちいい」「美味しい」などの本能的な喜びが得られることをするのが有効です。


好きなことや今までの成功体験が気力につながります。


さらに、楽しいことをする姿をイメージするだけでも脳は、「これはいい」と喜んで気力がわいてくることが分かっています。

行動すると良い感情が湧き、脳が喜ぶと気力が上がってきます。

 

3.気力を生むヒント

 現代は、便利な世の中になった分、希望するものが容易に手に入ったり、安全に生活できるなど動物的な脳(すなわち、2階層目)を活性化する機会が減っています。


理性などとも呼ばれる3階層目の脳に依存する傾向があります。
そのため、気力が生み出されにくくなっているようです。


また、年を重ねるほどの知識や経験が増えて、ワクワクしたり達成感を感じなくなっているのも2階層目が活性化する機会を減らしているようです。


便利になったり経験で済ますことが出来るほど気力を失う状況になっているのですね。


そこで、2階層目の脳を喜ばせることを実践することが気力向上に役立ちます。


3つの習慣

1.ほめ言葉


自分で自分をほめる。
脳は誰にほめられても喜びます。
人はなかなか褒めてくれないかもしれませんが、
自分ならいつでも自分を褒めることができます。


ポジティブな感情に心の針が動いたら、その行動をすぐに褒めてあげましょう。
「よくやったね」
「私はえらい!」
「自分にご褒美」

脳はそんな言葉を素直に気力の源に届けてくれます。

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2.爽快感


まずは、体を動かすこと
 散歩する
 ジムでトレーニングで汗を流す
 ストレッチやラジオ体操をする


脳は体の一部なので、動かすことで爽快感を覚えやすいそうです。
たとえ疲れても「よくやったね」「気持ちよかった」と声に出してみましょう。
脳はそんな言葉を素直に受け入れてくれ明日もやろうと思います。

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3.美味しいもの


脳は、糖とアブラが大好きです。


ダイエットは程々に
栄養をバランス良く取りましょう。

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なにしろ、脳は脂質(アブラ)で出来ています。
また、活動の主な栄養源はブドウ糖です。


なので、こうした糖やアブラを必要としている時に食べると一番美味しいと感じます。


運動後のおにぎりが美味しいのもそんな理由からでしょう。
空腹に勝る調味料はないといいますね。


気力を生む上では美味しいと感じるものを取ることも忘れないようにしたいものです。

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この糖とアブラについてもう少し話しを深めてみます。

 

4.脳には糖もアブラも大事


私たちの脳にとってに必要な栄養素は、6つだそうです。

脳にとってに必要な栄養素は6つ

●炭水化物(ブドウ糖
脂肪酸DHA、ARA)
必須アミノ酸トリプトファン
●ビタミンB群
●リン脂質
●ミネラル

 の6つになります。

 

より詳しい記事はこちらをどうぞ

www.my-manekineko.net

 

 ここでは、その中の糖とアブラについて取り上げてみます。

 

 

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脳の主な栄養源となるのはブドウ糖がです。

現代の人間の脳の重さは1,450g程度と、全体重量からすると2%に過ぎません。

しかし、この脳が消費するエネルギーは、基礎代謝の約20%と言われています。

 

消費エネルギーと部位別の基礎代謝の割合


一般男性の基礎代謝を1500Kcalとすると、約300kcal
 女性だと基礎代謝を 1200kcalとすると、約240kcal
になります。


脳にきちんとエネルギーが行かないと機能不全や老化の進行につながります。


気力が湧かないばかりか、
「頭が働かない。イライラする」などの症状が出たり、
エネルギー欠乏から、頭がぼーっとしたり、怒りやすくなります。


しかも、脳にはエネルギーを貯蔵する仕組みがありません。


ですので、糖の供給が減れば、必然的に脳の機能は落ちていきます。

(注:ケトン体や脂肪が、糖の代替エネルギーとなりますが体の負担を大きくします)

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アブラ

脳の活性化のためには、良質なアブラも必要です。

なにしろ、脳は脂質で出来ているのですから、その材料が必要になります。


たとえば、魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やARA(アラキドン酸)は脳に欠かせない栄養素です。


DHAは特に青魚や、カツオやマグロの脂身の部分にたくさん含まれています。

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ARAは、卵や肉の多く含まれていますし、自分でも合成しています。
しかし、普通に食事をしていると加齢で60歳以降に体内の含有量が減るそうです。

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脳をいきいきと働かせるために必要な栄養はきちんと取って気力の充実に役立てていきましょう。

過度なダイエットや偏食は気力には御法度ですね。

 

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5.まとめ 

 

気力は脳の2階層目からやってくる
大脳基底核にある「線条体」が気力の源
行動と感情が結びつき、脳が喜ぶと気力が生まれる
気力を生むには
「うれしい」
「美味しい」
「楽しい」
「気持ちいい」などの本能的な喜びが必要
気力が低下気味なら
 2階層目が動かず3階層目だけで生活しているかも
気力を生む3つの習慣
脳にほめ言葉
 もっと自分で自分をほめてあげる
 脳は褒め言葉が大好き
爽快感
 気持ちよく体を動かそう
美味しいもの
 実は、脳には糖とアブラがいい!
 粗食はNG

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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