まねき猫の部屋

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ブログとYouTubeの利用時間が分かった

面白いデータみっけ!

ブログと動画の休日の利用時間推移2014年~2020年

ブログとYouTubeに関する興味深いデータを見つけました。興味のある人には面白いが、関心のない人には何が面白いのというくらい解析が難しい数値データでした。

でも、私にはお宝級です。最近のブログやYouTubeの利用変化が読み取れそうです。今回、見つけた資料の一部をご紹介しながら、ブログとYouTubeを製品ライフサイクルに当てはめてみます。 

お時間があったらお付き合いください。

 

目次

 

1.ブログと動画の利用時間

総務省が、「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を2021年8月25日に発表掲載していました。ちなみに2012年から調査している報告書でした。
(報告書の場所は、巻末にURLを記載していますので、興味のある方はそこからご覧ください)

ブログに関するデータ漁りをしていたら、偶然に発見した報告書です。
とにかく、実際のデータを見てみましょう。
元データは見にくいのでグラフにしてみました。

 

利用時間

 

まずは、休日におけるブログやYouTubeなどの動画のネット利用時間の推移です。

1-1-休日の平均利用時間の推移

休日を最初にお見せしたのは、ご覧の通りYouTubeなどの動画の利用時間が急増している点を観て欲しかったからです。
一方、ブログの方は微増?
SNSも緩やかに増加傾向ですね。
メールは横ばいかな?

2020年に動画が急増したのは、コロナ禍による在宅が影響しているようです。

 

では、平日も見てみましょう。

1-2-平日の平均利用時間の推移

休日ほどではありませんが、やはり動画利用時間が急増しています。
そして、面白いことに休日は横ばいだったメールも増えています。
コロナ禍で在宅勤務が増えた影響でしょうか?でも2019年から増えています(^_^;)
ブログは、微増でしょうか…

 

実際の報告書に記載された図表はこんな感じです。

1-3-2020年ネットの利用項目別平均利用時間-休日

これは、休日の利用時間の男女合計値です。
全年代と10代から60代までの各年代のデータが示されています。年代別の違いがはっきりと読み取れます。
こうしたデータが、男性と女性別にも掲載されています。それが一枚に記載されています。

ご参考までに元データです。

1-5-2020年ネットの利用項目別平均利用時間-全体


なので、字が小さい(^_^;)出来るだけ読みやすいようにポイントだけ載せていきます。

休日のデータからのポイントを書いてみます。
動画は、全年代が58分ですが、10代が131.8分とダントツの1番で、2番手に20代の115.9分が続きます。60代は最下位の19.2分でした。
ブログは、全年代が27.9分でしたが、50代が35.3分で1番となり、30代が34.7分の2番手でした。10代と60代が10分台で近いのは面白い傾向です。


動画はほぼ想像通りですが、ブログの50代が1番は意外でした。

 

こちらは、平日のデータです。

1-5-2020年ネットの利用項目別平均利用時間-平日

動画の順位は変更ありません。それぞれの利用時間は休日よりはやり短いですね。
ブログは、30代が31.7分で僅差の1番になっています。

 

なお、平均利用時間は以下のように定義されていました。

平均利用時間

調査日1日あたりの、ある情報行動の全調査対象者の時間合計を調査対象者数で除した数値。平日については調査日数(2日間)の1日あたりの、休日については調査日の平均時間。

平たく書くと、総利用時間を調査数(n=3000)で割った値です。
つまり、利用していない人も分母に入っています。

ので、利用時間は実際に使っている人の平均時間より短くなっています。
また、利用している人が少ないと短くなる仕組みです。

 

そこで、利用している人だけの割合や、時間を見てみましょう。

利用している人の利用時間を、行為時間と定義しています。
また、調査した人の中で、実際に利用した人の率を行為者率としています(^_^;)
さすが、お役所らしい表現。

 

行為時間と行為者率

 

集計が大変だったので、今回は、平日のデータだけをご覧いただきます。

1-6-ブログと動画の行為者割合と行為時間の比較2013年と2020年

このデータは、調査結果表のデータを一部私の解釈で集計しています。
その点はご了解ください。

ブログは、2020年の全年代の平日利用時間は、24.6分でしたが、行為時間は70.6分でした。なお、2013年が57.9分ですから、約20%ほど増えています。

動画は、2020年の全年代の平日平均時間が、38.7分ですが、行為時間は、113.3分にもなります(^_^;) 使っている人は、1日約2時間にもなるのですね。ちなみに、2013年が72分でした。こちらの伸びは約57%となります。

 

集計表から抽出したデータはこんな感じです。ご参考まで

こちらが、ブログ分です。

1-7-ブログ行為者の割合と時間2013年と2020年の比較データ

行為者数と行為者率は、単純合計しています。
行為者平均(時間)は、行為者数で加重平均した値です。

 

こちらが動画のデータです。

1-8-動画投稿・共有サイト行為者の割合と時間2013年と2020年の比較データ

ご覧になって分かるとおり、スマホとパソコン、タブレットの3つの機器のデータが示されています。おそらく重複している人もいると思われますが、その生データは書かれておらず、しかたがないので単純に合計したり、加重平均で値を出すことにしました。実際のデータはもう少し低い値になるようです。

動画の行為者率は、2013年8.8%から2020年32.5%と急増していますね。
一方、ブログは、2013年が29.5%から2020年36.4%と微増でした。

 

ブログ行為者率の推移

 

ブログだけ推移を書いてみました。

1-10-ブログを書く読む人の割合推移2012年から2020年まで

表題を読んでおわかりのように、このデータは、ブログを書く人と読む人の合計値です。

およそ30%ですから、3人に1人が普段ブログに接していることになります。
2012年と2015年に増加しますが、およそ30%近辺に収束しています。
そして、2020年に再度増加しました。

この傾向は、興味深い変化です。

 

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2.アクティブブログ人

そもそも何のためにデータ漁りをしていたかというと、懲りもせず

アクティブなブログ人口を、

もう少し精度を上げて推計したいからでした。

 

以前記事にしたのが、こちらです。

www.my-manekineko.net

 

こんな推定モデルを考えてあれこれ数字を舐めていました。

 

アクティブブログ人口の推移モデル

 

そして、その時の出した結果がこれです。

 

計算した結果

年    予測値   推定値(単位:万人)

2008年  136   135(総務省のデータ)

2017年  297   365(総務省のデータからの推定値)

2020年  280

 

2020年のアクティブなブログ人口は、2019年の239万により41万人増加して

280万人

と試算していました。

 

先ほど見ていただいたブログの行為者率の変化と近似しています。
2020年は、もっとアクティブブログ人口が多いと推定して良さそうです。

 

今回の行為者率から、フェルミ推定すると、

 

私のブログ仮説の残存率7.7%を使うと

人口約12,300万人×36.4%×書き手7.7%=345万人

もっと多い10%だと

人口約12,300万人×36.4%×書き手10%=447万人

 

だいたい、345万人から447万人がアクティブなブログ人口の数字のようです。
前回の280万人はやはり少なかったようです。

 

前回の記事から修正した推定グラフがこちらです。

2020年が約350万人になりました。

 

2-2-アクティブブログ人口の推定2001年から2020年まで

 

 

3.ブログは成熟期から衰退期への移行時期?

こうした利用者の推移から、ブログのライフサイクルが推察できます。

 

たとえば、音源がレコードからCDに移行してネット配信に移行していく様は、製品ライフサイクルと技術進化から、以下のように進化していることは了解していただけるものと思います。

f:id:my-manekineko:20211005190018j:plain

 

では、ブログとYouTubeはどうでしょうか?

 

ざっとこんな感じではないかと書いてみました。

2-5-ネット利用技術のライフサイクル



インターネットが普及して企業も個人も、ホームページ(以下HP)を作ろうという時代がありました。しかし、今はHPの新規需要はそう多くありません。リニューアルや新たなビジネス用くらいだそうです。

その代替に伸びたのがブログやLineなどの新SNSです。
LineやInstagramは今も増加していますが、ブログはこうした新しいSNSよりは難度が高いようで、ピークを迎えた様子が、アクティブブログ人口から推察できます。

 

製品ライフサイクルの視点で、ブログの各段階の状況を見てみましょう。

2-3-製品ライフサイクルから見るブログの各段階における状況

先ほどのデータから、成熟期から衰退期への移行段階と判断するのは妥当かと思います。ブログはオワコンといわれるようになって久しいですが、ある面妥当な意見だと思います。


この衰退期では、利用者の撤退が始まるのが特徴の1つです。
最近、私が読者をしているブログでもYouTubeに移るという記事をよく観るようになりました。

まさに時代の流れですねえ。

 

そして、その受け入れ先がYouTubeなどの動画です。
YouTubeは製品ライフサイクルから見ると今が成長期でしょう。この時期の特徴は参入者の急増です。実感できます。

しかし、これからYouTubeを始められる方は大変だと思います。
参入者が急増するので、競争が激化します。
マネタイズする参入障壁もブログよりかなり高いです。

差別化したテーマで作っていかないといけません。

その上、YouTubeはブログに比べると参入のハードルが高いですね。
動画というコンテンツの特徴から視覚的にアピールしやすいテーマを選ばなければなりません。しかも、撮影し編集して完成させ1本の動画する労力や必要とするスキルもブログの数倍必要と言われています。

こうしたコンテンツは、元気があって知識の吸収の早い方がチャレンジするのが適しているように思います。

私も興味があるので作成の練習はしてみようと思いますが、本格的に参戦するかは未定です。どちらかというと、もう少しブログで残存者になれるか検討してみます。

そのためには、テーマの絞り込みや既存コンテンツのリメイクをしていかないといけないでしょうね。ふー……。

 

4.おわりを兼ねて:参照資料の場所

このアクティブなブログ人口に関わる記事は、今回のデータの分析も含め、新しいデータも探してまた書いてみようかと思っています。

記事をアップしたら、またご訪問いただけるとうれしいです。

 

今回、利用した資料のある場所をご紹介して今回は終わりです。

 

総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧:2021年8月

 

資料名:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

 

過去のデータを含めて保存されているURLがこちらです。

www.soumu.go.jp

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

こうした記事も読んでやってください。

 

www.my-manekineko.net

 

 

www.my-manekineko.net

 

 

www.my-manekineko.net

 

 

 

 

 
 

 

終わり