見えてるつもり
人は思いのほか、物事が見えていないものです。
今回は、
セブンイレブンの看板
からそのことをご紹介したいと思います。
有名な問いなのでご存じの方も多いかもしれません。
ショート記事です。お付き合いください。
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セブンイレブンの看板
2007年と古い書籍ですが、小宮一慶先生の書かれた
「ビジネスマンのための「発見力」養成講座」
は、問題発見力の向上に役立ちます。
今日は、そこから2つ事例をご紹介します。
Kindle版Unlimited 会員なら無料で読めます。
その著書の冒頭で、
「見えてるつもりで、見えていないことが多いこと」を示す事例として
セブンイレブンの看板を取り上げています。
URL:
沿革|フランチャイズ加盟店契約|セブン‐イレブンのフランチャイズ経営
セブンイレブンの看板で何か気付くことはありませんか?
入り口の「7」と大きく書かれた方です。
拡大して、よーく、見てください。
お分かりになったでしょうか?
実は、
「ELEVEn」と、
最後のnだけ小文字になっています。
そのことに気づかれた方は素晴らしい。
発見力が高いことを間違いなしです(^^)
実際の看板を拡大してご覧下さい。
このように、最後のnは小文字です。
私は、この本を読むまで「n」だったとは気付きませんでした。
反省(^_^;)
その理由については、諸説あって本家も明らかにしていません(^_^;)
あらら…… (;゜ロ゜)
知っている方がおられたらぜひ教えてください。
ローソンの看板
話しを進めましょう(^_^;)
さて、
他のコンビニの看板はどうでしょう。
例えば、ローソンの看板はどんなデザインですか?
実際、この質問に正しく答えられる人は少ないそうです。ご安心下さい。
私もうまく説明できません。
たしか、水色?か青地に白の何か模様があった…?
ローソンの看板は説明しずらいかも…。
実際、ローソンの看板は何千回とみていることでしょうに…です。
正解はこちらです。
参照:ローソンHPより
ローソンの看板は、社名と、青地に白のミルク缶マークでした。
ローソンの前身は、牛乳販売店だったことによるそうです。
このように、見えてるつもりでも、見えていないことが多いのです。
ご紹介した書籍の紹介文が、わかりやすいので引用させていただきます。
この十年、さまざまな情報へのアクセスは飛躍的に容易になり、情報量による不平等はずいぶん少なくなった。
にもかかわらず、同じ情報に触れていても、そこから何を見るか、
そもそも、
見えるのかどうかは、相変わらず、人によって大きく異なる。ほとんどの人が何も見えないでいるところに、ごく一部の人は、新しいマーケットを見、新しいサービスを着想し、株価の動きを察知し、会社の売上げの動向を予測する。その秘密は何なのか?
実は、そこには、それなりの「技」がある。
「見える力」すなわち「発見力」とも言うべきスキルがあり、
仕組みがあり、方法論がある。
今回は、セブンイレブンとローソンの看板から
私たちがいかに見ているようで、見ていないかをご紹介しました。
人は見たいことしか、見えないと言われます。
この機会に、色々なことを注意深く観察してみましょう。
きっと、すばらしい気づきに行き着くことでしょう。
皆さんの発見力向上を期待しております。
おまけのご参考
発見力向上のヒントです。
・関心を持つ/問題意識
・幅広い知識を身につける
・経験を積む
の3つのスキルを高めると良いそうです。
今回は、関心を持つ/問題意識
のヒントとなる
「見えてるつもり」
をご紹介しました。
知識や経験については、
またの機会に記事にしてみたいと思います。
今週は年度末で、本業が大忙し(^_^;)
ブログもしばらくこんな調子かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり