まねき猫の部屋

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ビフィズス菌や酪酸菌を増やす

健康

0-表紙-ビフィズス菌を増やす

昨年、「腸内フローラ検査」をしたら、短鎖脂肪酸を生み出すビフィズス菌酪酸菌が不足気味という結果でした(^_^;) 短鎖脂肪酸は、大腸の栄養となったり、身体を守る働きがあるそうです。そこで、昨年からビフィズス菌酪酸菌を増やす整腸剤などのサプリメントを飲み始めました。今年、改めて「腸内フローラ検査」を行いました。その成果は如何に?結果から次回に向けた対策も考えました。そんな腸内フローラと整腸剤のお話です。興味を持たれたら、お付き合いください。

 

目次

   

1.昨年の腸内フローラ検査の結果

こちらが、昨年の腸内フローラ検査の結果です。

その時の様子はこちらになります。

www.my-manekineko.net

 

総合評価は、C→Bに改善しました。

一方で、4つの指標の中で、相変わらず改善していないのが、短鎖脂肪酸指標です。

短鎖脂肪酸指標が良くない

 

短鎖脂肪酸の評価は「C」のまま改善されませんでした(^_^;)

 

評価が悪かった短鎖脂肪酸の内容です。

腸内フローラ検査結果2-短鎖脂肪酸

 

ビフイズス菌の割合が少ない。(0.76%)
→基本的な範囲に入っていますが、2.18%以上ないと良好とはならないようです。

酪酸産菌が減少。(11.12%)
→こちらも範囲内ですが、良好の基準は、11.53%です。一昨年より悪化しています。

 

ということで、昨年からビフィズス菌酪酸菌を増やすサプリメントを飲み始めました。

 

2.サプリメント

飲み始めたのは、

新ビオフェルミンS錠
・「サジーによくあうらくさん菌とにゅうさん菌」

というサプリメントです。

 

新ビオフェルミンS錠

新ビオフェルミンS錠は、みなさんもよくご存じの整腸剤だとおもいます。

この整腸剤には、以下の乳酸菌が入っています。

 

2-1-新ビエフェルミンS錠に入っている乳酸菌

ビフィズス菌
主に大腸にすみつき、乳酸と酢酸をつくり、整腸効果を高める菌です。

フェーカルス菌
主に小腸にすみつき、すばやく増えて乱れた腸内フローラを整えます。

アシドフィルス菌
主に小腸にすみつき、乳酸を多くつくり、有害菌を抑えます。

 

ビフィズス菌は、大腸に生息します。そして、フェーカルス菌とアシドフィルス菌は小腸に生息します。乳酸菌といっても、個々の菌はそれぞれ住みやすい環境は異なるのだそうです。(酸素濃度が関係します)

 

1-1-小腸と大腸の菌の生息状況

 

ジーによくあうらくさん菌とにゅうさん菌

「サジーによくあうらくさん菌とびゅうさん菌」はあまりなじみのないサプリメントかもしれません。株式会社フィネスという会社の製品です。「サジー」というドリンクなどを販売しています。こちらの方が有名かもしれません。

 

実は、奥様が鉄分不足を補うために「サジー」を定期購入しているのですが、サービスで付いていたのが、「サジーによくあうらくさん菌とにゅうさん菌」というサプリメントでした。

奥様に1袋分けてもらって飲んだ所、なかなか良さそうなので、自分用にも入手して飲み始めました。

この「サジーによくあうらくさん菌とにゅうさん菌」、Amazonでも売っています。

私は「サジー」は飲まないので、Amazonで購入することにしました。1ヵ月分60錠で800円と1日27円ならお買い得だと思っています。

こちらに含まれる乳酸菌は以下の通りです。

2-2-「サジーによくあうらくさん菌とにゅうさん菌」の内容

 

酪酸
主に大腸にすみつき、酪酸をつくり、大腸のエネルギー源になります。

 

乳酸菌
主に小腸にすみつき、悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境のバランスを整えます。

 

それぞれの乳酸菌は小腸と大腸に棲み分けて生存します。

1-1-小腸と大腸の菌の生息状況-酪酸菌と乳酸菌



この「サジーによくあうらくさん菌とにゅうさん菌」は、調べてみましたが、菌の種類までは書いていませんでした。

 

たとえば、酪酸菌でよく知られている菌まら以下になります。 

・フィーカリバクテリウム属
・アナエロスティペス属
・アガトバクター
・アナエロブチリカム属
・ロゼブリア属
・コプロコッカス属
・ブチリシモナス属

 

さて、こうしたサプリメントを飲んできた結果です。3回目の腸内フローラの結果をご覧いただきます。

 



 

3.今年の腸内フローラ検査の結果

先週のブログをご覧になった方はすでにご存じの通りです。

 

結果は……

 

3回目の腸内フローラの結果

 

判定は「C」評価でした。前回の「B」判定から降格してしまいました(^0^;)

しかも、

 

ビフィズス菌などが不足している

あんなにサプリメント(整腸剤)飲んだのに、ビフィズス菌不足気味が改善していません(T-T)

この原因の一つは検査の2ヶ月前に抗生物質を飲んでいることが影響している可能性が高いです。それくらいしか思い当たりません。そう思った訳は以下から推察しました。

 

有用菌の状態ー腸内フローラ

有用菌の3つの項目で、菌の割合が0%になってしまいました。

特にやせ菌は昨年は「あり」の判定で、喜んでいたのに今回なくなってしまったのでした。こうした点から抗生物質を飲んだのが影響していると思った次第です。

 

抗生物質恐るべし。

 

たしかに抗生物質を飲む際は、整腸剤も併せて飲むことが推奨されています。悪玉菌だけでなく善玉菌もやっつけてしまうのが抗生物質のデメリットです。

 

まあ、うかつに飲んだ私も悪かったと反省しています。

できうる限り抗生物質は飲まないようにしていきたいと思います。

 

それから、整腸剤を少し変えてみようとも思いました。

今回から、「ビオスリー」も服用してみることにしました。

 

 

ビオスリーは、乳酸菌ビフィズス菌を増やす糖化菌、腸の機能維持に必要な酪酸酪酸菌の増殖を助ける乳酸菌の3種の活性菌が生きたまま届くとあります。

腸内フローラと大腸バリアを改善する効果があると書かれています。

 

3-1-ビオスリーの効能

 

ビオスリーに配合されている「酪酸菌」「乳酸菌」「糖化菌」の3種の菌は、それぞれ酸素を必要とする度合いが違います。

それぞれの菌は、酸素を欲しがる糖化菌は小腸上部で、酸素があってもなくてもOKな乳酸菌は小腸下部~大腸で、酸素が苦手な酪酸菌は大腸で、おのおの別々の環境で増殖する特徴があります。

特に糖化菌は、もともと住んでいるビフィズス菌の栄養を作ってくれる菌です。これは今の私の状況からすると期待が持てそうな存在です。

 

3-2-ビオスリーの3つの菌の役割の違い

 

ということで、今回の結果は残念でしたが、来年に向けてまた頑張っていこうかと思います。

 

 人間ドックの検査風景

  

4.おわりに

腸内フローラの多様性を実現するのは本当に大変だと痛感しました。特に抗生物質の影響は甚大です。気をつけたいと思います。

こうした点は、なんとなくですが人の組織の様子に似ていると思ってしまいました。

昨今、SDGsの中で多様性(ダイバーシティー)を尊重する動きが盛んです。しかし、実際の現場では、派遣の問題や外国人労働者の対応などで、とても苦労していることが社会人研修生のリポートなどからうかがえます。

多様性を実現するのは大変そうです。

 

脱線しました(^◇^;)

ますば、自分の腸内フローラの多様性の実現を目指したいですね。

そうしないと、人の多様性などおこがましくて主張できそうにないと反省した次第です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ハートマークを手で作る女性

 

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終わり