数あるブログの中から、ご訪問ありがとうございます。
今週は、お腹の脂肪について調べたことを記録代わりに記事にしました。
体脂肪に興味のある方は、どうぞ見てやってください。
数字をクリックするとジャンプします。
お忙しい方は一部だけでもご覧ください。
1.体脂肪の正体
7月20日の記事で、インボディという最新の体成分測定器を使って、身体の筋肉や脂肪量を測定した結果を書きました。
その記事はこちら
筋肉量や全体の様子は悪くないのですが、体幹(お腹周り)の脂肪が135.2%(5.2㎏)という悲しい結果となりました。
標準という表示はありますが、体脂肪全体では脂肪量が10.5㎏あるとのこと(;^_^A
1.1㎏減らすアドバイスがされていました(;^_^A
インボディで測定した結果の一部 「脂肪分析」
健康PDCAを回すことを心がけている身としては、C(測定)の結果に対してA(行動)を起こさなければなりません。
とはいえ、理屈好きの性格が災いします。
脂肪の正体を知りたいという知の欲求が勝ってしまいます。
「とっととダイエットせんかい!」と、
もう一人の私が怒っていますが、止まりません(;^_^A
ということで、今日は、体脂肪について調べたことをまとめてみました。
(こういう作業が楽しい(^0^) どういう性格なんだろう(^_^;アセアセ)
脂肪細胞の種類
まずは、脂肪細胞についての基礎的な確認から始めました。
脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があることが分かります。
白色脂肪細胞は、エネルギーを脂肪として溜め込む貯蔵用の脂肪細胞
褐色脂肪細胞は、エネルギーを熱に変えて放出してくれる脂肪細胞
私が注目しなければならないのは、この白色脂肪細胞ですね。
褐色脂肪細胞も興味津々なのですが、今回はお預けとします。
これ以降は、白色脂肪細胞を、「脂肪細胞」として書いていきます。
脂肪細胞は、普通体型の成人で250~300億個くらいあるそうです。
肥満体型の人は、脂肪細胞が増え、400億個以上になるそうです。
成人の標準体型の脂肪細胞は直径70~90㎛と言われています。
仮に80μmとすると半径40μmなので、
1つの脂肪細胞の重さは0.242μgとなります。
ちなみに、この計算に用いる円周率πを小数点何桁で計算すべきか
を私の尊敬するヤマさん(id:Yama-Mikasa)が記事にしています。
興味のある方は、ぜひお読みください。
脂肪細胞の数を300億個とすると
0,242μg×300億個=7.26kgですね。
体脂肪の重さは、標準で計算上約7.3kgとなるようです。
なるほど、この数値は適正目標の下限値とほぼ一致しています。
ちなみに、脂肪細胞は130μmまで肥大するそうです。
すると、体脂肪の重さは1.036μg×300億個=31.1kgとなります(^_^;
私の除脂肪体重が約53kgなので、
脂肪細胞がパンパンになると84kgになっているということです(^_^;
なりたくないです(^_^;
そして、脂肪細胞は約130㎛以上は大きくなれないので、
それ以上の脂肪が来ると、脂肪細胞の数を増やしていくんだと…(^_^;(^_^;
恐ろしい(;。;)
基礎データ
◎脂肪組織の密度=0.9007g/cm3
◎脂肪以外の除脂肪組織(≒筋肉&骨)の密度=1.100g/cm3
脂肪のつき方
脂肪の付き方には2つのタイプがあるそうです。
皮下に脂肪が付くタイプ
→「皮下脂肪型肥満」
腹腔内に脂肪が付くタイプ
→「内臓脂肪型肥満」
「皮下脂肪型肥満」は、若い女性に比較的多くみられるとのこと
「内臓脂肪型肥満」は、男性や閉経後の女性に多いそうです。
私はたぶん「皮下脂肪型肥満」+「内臓脂肪型肥満」でしょう。
お腹の周りに脂肪のリングが出来ています。
これは、皮下脂肪の方。イメージはこんな感じ
それだけでは、脂肪の多さが説明できないので、
たぶん、内臓脂肪もため込んでいるのでしょう。
幸い脂肪肝は昨年解消できたので、以前よりは内臓脂肪は少ないかもしれません。
昨年の人間ドックの結果表から(超音波による内臓診断の結果)
その昨年の記事はこちら
我が敵、体脂肪の様子をざっと調べた結果が以上になります。
2.体脂肪が溜まるしくみ
①「摂取エネルギー」=「消費エネルギー」
=体重維持
②「摂取エネルギー」<「消費エネルギー」
=減量可能(^0^)
③「摂取エネルギー」>「消費エネルギー」
=体重増加(T-T)
「摂取エネルギー」>「消費エネルギー」で、体脂肪が溜まるということですね。
しくみは実にシンプルです。
摂取エネルギー
食事によって口から摂取した栄養素が、エネルギーになったものです。
たとえば、炭水化物は消化されブドウ糖となり、タンパク質はアミノ酸となり、脂質は脂肪酸とグリセロース(グリセリン)となります。
脂肪を例にすると、脂肪1単位は体内で脂肪酸3つとグリセロース1つに分解され、血管を通していろいろな細胞に届きます。
そこで、エネルギーとして使われ消費されます。
しかし、必要以上にとった脂肪酸は、血管を伝わって脂肪細胞にたどり着き、中性脂肪に再合成され蓄積されるのでした。
また、ブドウ糖も余剰分が脂肪細胞に蓄積します(^_^;
食品のカロリー(エネルギー)について
食品に含まれるタンパク質、脂質、炭⽔化物(糖質)を100%完全に「燃焼」させる時に得られる熱量(エネルギー)は、ボンブカロリーメーター装置(爆発熱量計)で求められます。
しかし各栄養素を100%消化吸収出来る訳ではなく、特にタンパク質では吸収された⼀部が尿素や尿酸などの形で尿中に排泄されてしまうので、体内で食品から実際に確保できる熱量(エネルギー)は測定値(物理的燃焼熱)よりも少なくなります。
このあたりは、「食品の熱量について」という資料に詳しく書いてあります。
今回のテーマ脂肪についていえば、物理的燃焼値は9.4kcalですが、消化率95%をかけてエネルギー換算係数は9kcalを用いることになっています。
さらに、体脂肪をエネルギーとして見るときは、水分を約20%含んでいるため、9kcal/g×0.8=7.2kcal/gが実際に用いられる値となります。
すなわち、
体脂肪1kgを減らすためには、
「摂取エネルギー」<「消費エネルギー」
=7200kcalとしなければなりません。
1kg=7200kcalは、ダイエット本などでよく出てきますが、こうした計算の結果なのですね。
消費エネルギー
総消費エネルギーの内訳は、基礎代謝が60~70%、DATが10~20%、身体活動が20~30%となっていると言われています。
基礎代謝量は、1日に成人男性でおよそ1,400~1,500kcal、成人女性でおよそ1,100~1,150kcalほどとなります。
また、その基礎代謝の約60%を占めるのが内臓だそうです。
たとえば、肝臓がエネルギー生成や糖の分解など為に消費するエネルギーです。
脳は体重の数%の重さですが、全体の20%ものエネルギーを消費しています。
ほか、安静時の筋肉もエネルギーを消費しています。
こうしたことから、筋肉量を増やすことは、ダイエットに役立つことになります。
各臓器別のエネルギー消費の一覧は以下の通りです。
基礎代謝以外では、
DITと呼ばれる食事誘発性熱産出が、10~20%ほどあります。
DITは、食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されるものをいいます。
食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです。
参考:食事誘発性熱産生 / DIT | e-ヘルスネット 情報提供
身体活動とは、
日常の生活活動や運動によるエネルギー消費を言います。20~30%を占めます。
たとえば、掃除機を15分かけると、体重50kgの人ならおよそ33kcal消費するといった具合です。
いくつか例を紹介します。
参考:消費カロリー早見表|活動量計カロリズム|株式会社タニタ
こうして見ると、私なりの消費エネルギーを増やす視点は以下になります。
・筋肉量を増やして、基礎代謝を増やす
・日常の生活活動でのエネルギー消費を増やす
・運動によるエネルギー消費を増やす
・脳トレをして脳のエネルギー消費を増やす
3.まとめ
・体脂肪として気をつけるのは白色脂肪細胞
・白色脂肪細胞は、普通体型の成人で250~300億個くらいある
・白色脂肪細胞は130μmまで肥大するするが、それ以上の脂肪があると数が増える
・「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」がある
・「摂取エネルギー」>「消費エネルギー」で、体脂肪が溜まる
・体脂肪1kgは、7200kcalにあたる
・総消費エネルギーの内、基礎代謝が60~70%を占める
・筋肉量を増やすことは、ダイエットに役立つ
・日常の生活活動や運動でのエネルギー消費を増やす
・脳トレをして脳のエネルギー消費を増やす!?(私案です(^_^;)
もっと記録を残しておきたいことが沢山わかりましたが、
ちょっと書きすぎました。
今日はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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よろしくお願いいたします。
以下前回のお礼です。
前回、ご訪問いただきコメントを残した方はぜひお読みください。
4.前回のブログのお礼
ブックマークいつもありがとうございます。
ご意見をいただけると記事を書く力が沸いてきます。
ご返事を書かせていただきます。
ぶっださん(id:buddha01) すごく健康に良さそう!
→コメントありがとうございました。飲んでいると調子いいです(^0^)/
今年の夏は異常なのでしっかり対策して乗り切りましょう(*^▽^*)
cuLoさん (id:cuLo) 動画観て頂き、そして動画以上の事を察してくださり有難う御座います。しそジュース懐かしいです!。祖母がよく作っており祖母宅へ行ったときは飲んでおりました。ちょっと挑戦してみようかなと思いました!
→パワーサプライ順調に作成が進んでいますね。性能データの公開を楽しみにしております。cuLoさんはおばあさんの作った赤シソジュースを飲まれていたのですね。美味しそう(*^▽^*)そのレシピを聞いてぜひ作って食レポお願いします(^0^)
seicolinさん (id:seicolin) 体に良さそうな!
→赤シソの成分やクエン酸は身体にとても良いそうです(^0^)/
最近はクエン酸入りのスポーツドリンクも多いので利用されてみると良いかもしれません(*^▽^*)
亀仙人さん (id:ichisin) 紫蘇をジュースにする発想がありませんでした。もし、農協とかで見つけたらやってみたいと思います。写真で見る限り、色が爽やかで良いですね。
→赤シソジュースはなかなかの優れものですよ。農協で見つけられたらぜひ作って見てください(*^▽^*)色キレイですよね。私も作って見て驚きました(*^▽^*)
さくらさん (id:mapleheart3) 飲んでみたいです(*^^*)いいですね。夏場に持ってこいな感じがします。
→さわやかで夏には持って来いです(^0^)/ジン(家は焼酎)を炭酸で割ったモノに少し入れると色鮮やかで美味しいです(*^▽^*)
ColdSnapさん (id:ColdSnap) 野菜ジュース毎日飲むようにしたら、血圧が下がりました。
→野菜ジュースは毎日飲みたいですね。私も飲んでいます。最近は野菜ジュースも美味しくていいですね(*^▽^*)血圧が下がって良かったです(^0^)/
パパさん (id:papayapapa) しそは花粉症にもいいんですよね。食レポありがとうございました。
→そうなんですってね。シソは花粉症にも効くそうです。私は花粉症なのでその点でも重宝しています。コメントありがとうございました。パパさんは忙しい中で毎日記事を更新されて素晴らしいですね。また、おじゃまさせていただきます(^0^)/
鯛さん (id:tai_mijinko) おいしそ〜!飲んでみたいです!
→鯛さんは簡単レシピの達人なので、ぜひ赤シソジュース作りの簡単レシピを考えてレポートしてみてくださいよ~あーでもそろそろ赤シソ終わっちゃうか(^_^;
残念。また、鯛さんのブログに寄らせていただきます(*^▽^*)
とみえさん (id:mitan_555) めっちゃ健康に良さそう!
→ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです(*^▽^*)
とみえさん、あちこちに行かれているから美味しいモノや健康に良いモノも沢山ご存じな様子ですね。ぜひ、そうしたリポートも書いてみてください。また、伺わせていただきます(*^▽^*)
mashleyさん (id:mashley_slt) 赤しそジュースは味だけでなく見た目も綺麗でグラスに入れると爽やかな気分になりますよね♪表に違いをまとめて成分まで解説されているところがまねき猫さんらしくて良記事だと思いました♪
→良記事なんて褒めていただけると嬉しいです。ありがとうございます(*^▽^*)
MS家ついに全国デビューしましたね。おめでとうございます\(^0^)/
ご夫婦でいろいろ考えて作られた家なだけありました。
また、記事に寄らせていただきます(^0^)
あか男さん (id:mraka2015) これはいいですね〜!
→一番最初にコメントしていただきありがとうございました。早起きですね(^0^)/
みなさんおっしゃっていますが、最近絵のクオリティーが格段と上がりましたね(*^▽^*)毎回楽しみにしております。お身体をお大事にして夏を乗り切ってください(*^▽^*)
終わり
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