まねき猫の部屋

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「30年にして歴史なる」って?

家計のピンチ

10年偉大なり20年おそるべし30年にして歴史なる

リポート添削の副業をして28年が経ちました。「継続は力なり」と言いますが、定年後の収入源として家計の健康に助かっていました。しかし、長く続いたこの仕事にも変化の兆しが感じられるようになりました。もしかしたら「歴史になってお終い?」 そんな様子を徒然に書いてみました。お時間があったらお付き合いください。

 

目次

 

私は、定年し年金とバイトで生活をしている前期高齢者です。

健康寿命のための家計の健康で収入の維持


基本目標は健康寿命を延ばすこと。
その中の、家計の健康のために副業をしてきましたが、その収入源があやしくなってきました。

 

 

1.リポート添削の仕事

私が行っているリポート添削の仕事は、委託元の某大学から社会人受講者が解答した手書きの通信教育リポートを、手書きで採点しコメントをつけてお返しする仕事です。

赤ペン添削

毎週、土曜日に届き、翌週の木曜日までに宅急便で返却するサイクルです。
この仕事を、1994年の会社勤めの頃から始めました。いわゆる副業です。

リポート添削の仕事

社会人のころは忙しいこともあり、仕事の量もお小遣い稼ぎ程度で沢山はやっていませんでした。しかし、定年し再雇用で働き始めたころから量を増やして、生活費の足しにしてきました。

さらに、再雇用も終わった4年前からは学生さんのリポート添削も引き受けるようになったので結構な量を添削しています。

社会人の方は、すでに28年になります。おかげで、大学から長きに添削を続けたことに対して感謝状をいただくこともできました。

長年の貢献を感謝され感謝状をいただく

 

そして、このリポート添削の仕事も、もうすぐ30年を迎えます。

 

十年偉大なり。
二十年おそるべし。
三十年にして歴史なる。

という中国に伝わる言葉があります。

 

「どんな事でも10年続けることは偉大なことだ。20年続けば恐るべし。30年にして歴史になる」。

この言葉からすると、私は「おそるべし」から、もうすぐ「歴史」になります。

「継続は力なり」という言葉もありますが、続けることの意義を感じています。

 

しかし最近、その添削の仕事に変化の兆しを感じています。端的にいえば、依頼数の減少です(^_^;)

どうもコロナ禍で業績の悪い会社が、通信教育そのものを止めているようです。主に宿泊・旅行・交通業関係らしい。

 

そして、もう1つはAI技術の進化です。
添削の仕事も、AIが担う時代がヒタヒタと近づいている感じがします。
コロナ禍で、受講者がネットワーク利用を本格化させ、通信教育の環境も変わりつつあります。たとえば、すでに小学生などの塾では、タブレットやパソコンでのネット学習やAIの自動添削が活用されています。

 

小学生のタブレット学習の事例-スマイルゼミ

参考:小学生のタブレット学習の事例-スマイルゼミのHPより

 

小学生の自宅学習が増え、オンライン学習やこうしたタブレット学習が拡大しています。

こうした流れは、加速しはじめると、大きい市場から小さい市場にも拡大します。

今の若者の中には、レコードについて「黒い薄い円盤みたいなもので音楽を聴く手段があったんだって?」と話されているようです。

通信教育だって、「手書きしたリポートを、人が赤ペンで手書き添削する仕事があったんだって」といった歴史上の記録だけになってしまうかもしれません(^_^;)

 

 

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2.進化でなくなる技術仕事

世の中の技術進化を示す法則の1つにS字カーブがあります。プロダクトライフサイクルという説明の仕方もされます。

先ほど例にしたアナログのレコードは、CDが発明されて以降、販売数が激減しました。

そして、そのCDもネットの進化で音楽配信が主流になると、販売数が減りました。

この影響で、町中からレコード屋さんが徐々に消えていきました。

(デジカメの普及で、写真屋さんも減りました)

 

技術の進化と市場拡大のS字カーブ理論

 

実際のレコードやCD、音楽配信の推移がこちらです。

音楽ソフトと音楽配信のボリューム推移

綺麗な山なりのカーブを描きながら技術進化と共に、販売数が変化しています。

レコードの販売は1989年ごろにはほぼ終わっています。CDは、減りながらも比較的頑張っている方です。

 

 

 

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3.リポート添削の未来は?

この28年間、多くの受講生とリポートを通して学習の支援を行ってきました。学生から感謝のお手紙を大学を通してもらったこともあります。

学習する女性

 

しかし、これからの手書きリポートの添削という仕事は縮小していく運命でしょう。

添削の仕事をプロダクトライフサイクルから推定しても明らかです。

 

リポート添削のライフサイクル

現状は、成熟期から衰退期へ入った辺りと想定しています。
レコードやCDもそうですが、完全になくなるわけではありません。かならず残存するエリアがあります。手書きのリポート添削も仕事量もさらに減少していくことでしょう。減るに従って、同業者がこの仕事から撤退していきます。そうなると、残存者利益がありかもしれません。しかし、その仕事に私がありつけるとは限りません。

これからは、残存者の可能性を観察しながら、撤退した時の新たな収入源の検討に入ることになりそうです(;゜ロ゜)

 

AIのロボットがリポート添削の仕事をする時代がくるかもしれない

AIやロボットがリポート添削の仕事をする時代はどんなでしょう?

そこに自分の存在意義があるでしょうか?

AIが提供してくれる未来の姿は分からないもの

この図のように、当時の科学者が洗濯機の未来を予想できなかったように、通信教育のリポートという学習作業も、今とはまったく異なった概念のサービスになっているに違いありません。

そうなったら、レジェンドは「歴史」を胸に抱き潔く身を引くのでしょうかね( ^o^)

 

4.おわりに

私の行っているリポート添削の将来をぼんやりと考え始めています。

人生100年時代なので死ぬまで働かないと生活ができません。

新たな収入源を模索しないと(;゜ロ゜)

 

継続は力なりとはいいます。

 

10年、偉大なり。

20年、恐るべし。

30年、歴史になる。

という中国の言葉もあります。

 

しかし、AIが発達した世界は、いまの仕事のあり方を大きく変えていくことになるでしょう。その時、老兵はどうしたらいいのでしょうね。

 

……今日はネガティブトークの記事となってしまいました。

すみません。

 

この記事もしばらくしたら、リライトしているかも…

 

さて、中国のことわざには、続きがあるそうです。

 

50年、神の如し。

 

なれるかなぁ(;゜ロ゜)

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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終わり