定期更新
定期更新している太陽黒点数のデータです。今回は2023年6月までの月別データをアップデートしました。ショート記事です。たぶん関心の薄いテーマだと思うので違うなと感じたらスルーしてください。興味を持たれたらお付き合いください。
公開2023年8月03日 更新2024年1月17日
2023年12月までのデータは、こちらの記事からどうぞ。
太陽黒点数の月推移
1949年~2023年6月までの黒点数
赤い縦の棒グラフが月平均の太陽黒点数になります。青い折れ線は、13ヵ月の移動平均線です。
太陽黒点数はおよそ11年の周期で増減を繰り返しています。1755年から順番に番号が振られており、現在は、2019年12月から始まった第25活動期の途中段階です。徐々に黒点数が増加しています。2023年の前半6ヵ月の平均黒点数は、129.1で、2022年上期平均74.3より54.84増えています。前期24期よりも上昇に力強さがあります。
第24,25期の太陽黒点数推移
2008年12月から始まった第24期と、第25期の2023年6月までの数値を表にしました。
2023年1月〜6月は暫定値です。
最新のデータは、ベルギー王立天文台のHPから入手しています。
過去のデータは天文年鑑を参照しています。
ベルギー王立天文台のHPから、黒点数は簡単に入手できます。URLがhttp:なので、JPGで掲載しておきます。ご興味のある方は一度ご覧になってみると良いでしょう。
太陽黒点数が増えてきて少し安心しました。
1年前は太陽黒点数が少ないことを心配していました。
今年の夏は猛暑になりそうな感じですね。
終わりに
・黒点数は、第25活動期に入って増加中
・黒点数の増加が1年前より力強い
お付き合いいただきありがとうございました。
本編はここで終了です。
以下は、参考情報です。
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参考:太陽と太陽黒点の基礎
太陽の構造
太陽は、直径が約140万kmと地球の約109倍もあり、太陽系の質量の99.9%を占める恒星です。中心部の温度は約1.500万度で、表面温度は約6,000度となっています。これは、中心核における核融合反応によるエネルギーによって発生しているのはよくご存じの事と思います。
地球から約1億5千万km(=1天文単位)の距離にあり、太陽が発した光は、約8分20秒かかって地球に到達します。つまり今見ている太陽は、約8分前の姿と言うことになります。
太陽黒点とは
今回取り上げた太陽黒点は、太陽の低温部が黒く見えているものです。
太陽表面温度が約6000度に対して、黒点部分は4500度と低いので暗く見えます。
黒点からは磁力線が図のように伸びていて、太陽フレア と呼ばれる一種の爆発現象のトリガーになっています。太陽フレアは、程度が大きいと通信や機器の障害を起こす原因にもなっています。
太陽面活動やその他の影響について
地球の気温を変化させる要因は、いくつもの要因が関係しています。太陽黒点数の増減などによる太陽エネルギーの変化が主要因とは考えられていません。最近の話題は、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの増加が気温の上昇をもたらすことでしょう。
また、大規模な火山噴火により成層圏にまで運ばれた火山性ガス(亜硫酸ガスや硫化水素など)が、日射を遮ることで気温の低下を招いた事実も過去何度かあります。オゾン層の変化や森林破壊(耕作地の拡大)なども地球の気温に影響があるそうです。
それ以外、自然界の長い時間変動からの気候の揺らぎ”も存在すると言われています。
さまざまな変動要因を考える際には、これらの要因についても注意しつつ検討することになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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2023年のヒットトレンドと2024年のヒット予想の様子です。
終わり