思い出をどう残すか?
少しずつ身の回りの整理しています。今回はレコードを片付ける前に、数枚気になるレコードをデジタル録音して感じたことを書いてみます。
何を録音して残すかが悩ましいのです……
良かったお付き合いください。
1.レコードをどうするか…
私は66歳、前期高齢者の仲間入りをしています。断捨離とまではいきませんが、少しずつ不要品の整理をして、子供が片付けに困らないようにしています。
とりあえず、私がいなくなったら処分に困るだろうものから手をつけ始めました。たとえば、レコードは処分に困るだろうなあ。と勝手に想像しています。
現在残っているレコード達はこんな感じです。
110数枚残っていました。
たぶん、昔はもっと持っていたと思います。引っ越しの度に人にあげたり、処分しています。もう、シングルレコードなどは、処分してしまいました(惜しい…)。
そして、こうした整理をすると副産物も見つかります。
古いカセットテープを見つけたりと色々あるのですね(;゜ロ゜)
この古いカセットテープを録音した時の話しはこちらに書きました。
娘の幼い頃の声などは、お宝ものです( ^o^)
さて、レコードの処分をするにしても、いくつかはデジタル録音して残そうかと思いました。とはいえ、私のパソコンには、Phone入力やline入力がありません。
そこで、Amazonで購入したのがこちらです。
I-ODATAが発売しているUSB接続オーディオキャプチャーです。
箱に書いてあると通り、レコードやカセットテープの内容をデジタルデータに変換してくれる優れものです。
お値段は、4,000ちょっとです。
箱の中には、ケーブルと説明書が入っています。
編集ソフトも、品番を打ち込むとダウンロードできます。パソコンにダウンロードして、レコードプレーヤーをつないで録音してみました。
レコードプレーヤーは、たまにレコードを聴くことがあるので買っておいたものです。とはいえ、最近は出番がなく、レコードと一緒に押し入れの隅で休眠していました。
久しぶりに電源を入れてみると、ターンテーブルが動かなかったのはご愛敬です。
調べてみると、ターンテーブルを駆動するゴムベルトがはずれていました。
直したら、無事に音が出ました( ^o^)
まずは、録音するためにセッティングをして、レコードを回してみます。
録音後、編集ソフトで、自動分割してくれるボタンを押せば、曲毎にmpg4に変換し、パソコンに保存してくれました。こう書くと簡単に思えますが、結構な手間がかかることもわかりました。
レコードを再生している時間が、約50分
編集ソフトで自動分割して、データ変換してパソコンに取り込むのに、約20分
その他、レコードの汚れやゴミ取りなどの手間も保存状態で数10分かかります。
大体、1枚の録音に1時間半くらいかかる感じです。
さて、持っているレコードをすべて録音したら200時間弱くらいかかることになる…
…その手を掛けてまで残す意味があるのかというジレンマに襲われました。
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2.録音するレコードを選ぶ
そもそも録音してまで聴くかという本質的な問題はあります。
とはいえ、まずはいくつかの判断の基準を設けて選んでいくことにしました。
CDを持っているレコード
持っているレコードと同じ曲について、CDを持っていることがあります。
たとえば、こんな感じです。
写真:ピンクフロイド原子心母 EMIジャケットをまねき猫が撮影(以下同様)
高校時代から、プログレッシブロックが好きで、ピンクフロイドのレコードを沢山買いました。そして、そうした曲は、だいたいCDも持っているのです(^_^;)
こうした
CDを持っているレコードは録音対象から外します。
Amazon Musicで聴ける曲
それから、
Amazon Musicで聴ける曲も外します。
J-POPや歌謡曲などは、ほぼカバーしてくれています。
たとえば、松任谷由実さんの曲は間違いなくサブスクで提供してもらえます。
写真:松任谷由実 YumingBrand 東芝EMIジャケットより
なので、こうした代替可能なレコードも対象から外したいと思います。
録音するかもしれないレコード
逆に録音するかもしれないレコードはというと…
写真:小松左京 宇宙と逝く-サントラレコード Victorジャケットより
これは、小松左京さんがレコードのために書き下ろしたサウンドトラック盤です。
1970年代の後半は、こうしたドラマレコードが流行った時期でした。
(個人的に流行っていただけかも知れませんが(;゜ロ゜)
そして、CDは持っていません(^_^;)
調べてみると、CDを売っているのですね(^_^;)
2502円だそうです(^_^;)
MP3版は1500円でした。
こうしたレコードは、録音しようかな…
こんなレコードもです。
写真:サイボーグ009サントラレコードと解説書 日本コロンビアジャケットより
2枚組みになって7800円で売っていました(^_^;)(;゜ロ゜)
というか、すでに録音しました…(^_^;)
あと悩ましいのがこんなレコードです。
写真:効果音ベスト・ライブラリー航空機 日本コロンビアジャケットより
航空機の発着音や空港のロビーの音を収録したレコードです(;゜ロ゜)
なんでこんな下手物のレコードを持っているのかを聞くのは野暮です。
趣味はこんなものです。(キッパリ)
他には、人の声や、風景の音(例 川の流れる音)などのレコードも持っています。
たぶん、これは録音しないかなあ…
もう使うことも無さそうだし……
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3.おわりに
レコードを処分する前に、デジタル録音するかというジレンマに陥っています。
とりあえず、判断の基準をいくつか考えてみました。
録音しないレコード
・CDも持っているレコード
・Amazon Musicで聴ける曲のレコード
録音するかもしれないレコード
・再度聴くのにコストがかかりそうなレコード
とはいえ、なぜ録音までして残すのかという本質的な命題は残ります。
そのあたりは、レコードの処分がすべて終わった時にまたお知らせしたいかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうした記事も読んでくれると嬉しいです。
終わり