人生

本作りについて4回に渡って書いてきました。今回は締めくくりに費用編をお伝えします。0円で本が作れるパブファンセルフというサービスを利用しましたが、実際には多少の出費がありました。そこで、私の場合を例に、実際にかかった費用や、その他の気づきをまとめました。自分の記録のための記事ですが、良かったらお付き合いください。
こちらが、発行したときに書いた記事です。動機や利用した0円で本が出せるパブファンセルフのことを書いています。
電子書籍も販売できました(^0^)/
初めて出版記念で、パブファンを利用したAmazonにおける最低価格の250円で販売しています。詳しくは文末に掲載しています。良かったらご確認ください。
今回は主に費用関係と、表紙編と本文編では書かなかった部分を書いています。
1.実際にかかった総費用
「パブファンセルフ」という、0円で本を出版できるサービスで、本を出版しました。
そのご紹介は文末に掲載しておきます。
たしかに0円で出版はできると思いました。時間をかければ無料で対応できる策もあります。
しかし、時間を短縮したい人や、それなりの本にするためには、多少の出費は必要だ、と言うことを、私自身の体験から書いてみます。
まずは、かかった総費用の内訳をご紹介します。

総額で、33,559円です。
この内、私が必須と思われる費用が青の部分の18,947円でした。
差額の14,612円は、自己満足や心配解消費です。
それぞれの内訳を確認していきます。
2.必須費用の内訳
それぞれの内訳を見てみましょう。
パブファンセルフで作成した他の人の本を買う
パブファンセルフのサイトを開くと最近発行された方の本が紹介されています。その中から私が作りたい体裁(カラー版でページ数が近い本)に近い本を買いました。
必須には入れていませんが、買って良かったです。ので、必須にいれていませんがご紹介していきます。
パブファンセルフの出版紹介の部分から抜粋

パブファンセルフで紹介されている作成できる本の概要だけでは、どんな本ができるか不安でした。その不安解消には実際に発売されている本を確認するのが一番です。

その購入費用が2,640円ということでした。
やはり、
現物を見ると、イメージも膨らみ、やる気も高まります。
また、値付けも参考になりました。同じような本が大体こう言う価格で販売されている訳です。そうした点から、私の本は、税込みで2,500円としました。
ちなみに、費用の内訳や私の取り分も計算して表示してくれます。

Amazonでの販売は在庫レスなので、普通の出版社を通した書籍出版よりは、私の取り分が多いように思います。差引431円ですが、税込みです。実際の取り分はもっと少なくなります。また、作成に33,559円がかかっているので、単純計算でもペーパーバック版が78冊以上売れないと赤字となります(^0^;)
インク代とA5の印刷用紙
本の作成も後半になってくると、どうしても印刷して確認したくなります。また、パブファンセルフにデーターを登録すると、印刷仕様の確認PDFが届きます。そうした資料の一部、特に「表紙」や本文の「はじめに」部分は、印刷して確認をしたくなります。
私の性分なので仕方がないです(^0^;)
この時期、プリンターが大活躍してくれました。数百枚は印刷したのではないでしょうか?そうすると、やはりインクが消耗するのでインクをセットで購入しました(^0^;)
その費用が5,346円です。すぐに欲しいので近くの家電量販店のエディオンで購入しました。
また、A5の印刷用紙ですが、私の近所では売っていませんでした。エディオンにも無かったです。A5サイズの需要は少ないのでしょう。
最初の内は、A4の紙を半分に切って使っていましたが、数百枚となるとさすがに力尽きました。ほかにやらなければならないことを優先するために、Amazonから購入しました。
少し良い紙を選んだので価格は、1,599円でした。
ISBNコード取得代
自己出版の場合、ISBNコードを取得するか、悩むところです。
ISBNコードがなくても、Amazon PODは利用できるからです。
しかし、ISBNコードを書籍に付番することで、Amazonでの流通を促進できるそうです。パブファンのオプションを利用して、ISBNコードを取得すると、Amazonでの出版社名表示は、「パブファンセルフ」となります。
ISBNコードを取得すると、試し読みを選べるようになります。これもメリットに感じました。
その費用のスクショです。

税込みで、5,500円になります。
ちなみに、ISBNコードは個人でも取れます。そうすると、自分のドメインが使えるようになります。とはいえ、数冊では元が取れないです。
日本図書コード管理センターのHPから、価格部分を抜き出したのがこちらです。

1冊だと、11,000円+税だそうです。パブファンセルフの2倍ですね。
10冊くらい出版するなら、自己取得も良いかもしれません。
アクロバットPro代
私は、アクロバットは無料版を使っていました。しかし、パブファンセルフが推奨するAmazon仕様の点検を受けるにはPro版にしなければなりません。
アクロバットProは、サブスクリプションなので、私は月払いにしました。次の本を書くまで、多分使わない(^0^;) 年契約すると月々はやすくなりますが、年間の費用は2万円を超えます、月払いの費用は、3,380円になります。
実際にアクロバットProを利用したのは、10日間ほどでした。1ヶ月は、もったいないですが、仕方有りません。出版が終わったら早々の解約しました。
見本本の購入
本文作成でも書きましたが、実際に出来上がった本を見ることは有効です。私は確認をお勧めします。パソコン上だけでは、確認できない細かい気づきが得られます。

1冊ですが、3,122円でした。
ここまでの費用が、
必須分18,947円と参考本の2,640円で、
合計21,587円でした。
3.自己満足分の費用
これからは、自分の満足の為の費用です。必須ではない部分です。
国立国会図書館寄贈代
自分の本が国立国会図書館に存在するというのは、感激意外ありません。うれしい!
このオプションを見たときに絶対にやろうと思っていました。
社会人になって、通信制の大学院に在籍していた頃、修士論文を書く為の資料集めで、何度も通った場所です。そこに自分の本があると思うだけで幸せを感じます。
パブファンセルフでは、国立国会図書館への寄贈手続きを代行してくれます。自分でもできそうですが、こうしたことは代行してもらうほうが楽です。

費用の内訳です。

費用は、4,222円となりました。
やり方がよく分からなくて、1冊だけの申し込みになりました。ネットで調べると2冊寄贈すると、東京と京都の2カ所に保存できるようです。今回は、多分東京のみですね。残念でした。
自分の本をAmazonで買う
これは、システムチェックみたいな物です。(言い訳)
実際に購入できるかを最終確認するために行いました。
電子書籍が1冊250円。10月10日にきちんとKindleの私のライブラリーに入っていました。内容を確認しましたが、想定通りでした。目次もだいたいイメージ通りに動いています。
ペーパーバックは、10月11日に届きました。3冊申し込みました。費用7,500円
1冊は、飾り用、1冊は点検用、もう1冊は誰かに上げるとき用の保管分です。
ジムに復帰したら、さらに10冊くらい買って、親しい人に配っているでしょう(;゜ロ゜)
なので、この費用はさらに増える見込みです‥‥(^0^;)
昔、ジムの友人が小説本を自費出版しました。その時は自分で100冊購入したそうです(;゜ロ゜) それに比べれば、かわいい量です。
4.おわりに
今日は、本づくりの費用面とそれに関連するあれこれを書いてみました。
今回の本を作ったの記事も今回で一段落です。
ここまでお付き合いしていただいた読者の皆様や、実際に購入していただいた方には感謝しかありません。改めて、ありがとうございました。
とりあえず、古希の思い出作りは無事に終了しました。
次の書籍作りの構想をゆっくりと練ってみたいと思います。
最後に、何度もすみません。本の紹介です。
こちらが、電子版のご案内です。
電子書籍は250円で販売しています。
初めて出版記念で、Amazonの最低価格にしています。もう少し落ち着いたら、価格は上げる予定です。
ちょっとでも興味を持っていただけたら、ポチッとしていただけると幸いです。
こちらが、ペーパーバック版のご案内です。
電子書籍版と見分けが付きません(;゜ロ゜)
両方同じページに載せて欲しいのですが、まだ未熟でやり方が分かりません。
本の概要です。

サイズはA5です。141ページですが、その内47ページはカラーです。
なので、ちょっとお高い本になってしまいました(^0^;)
ちなみに、楽天でも購入できるようになったようです。ペーパーバックだけですが、書名の「簡単3ステップOJT計画書の作り方 楽天」で検索すると見つかりました。
以下にURLを付けさせていただきました。
利用した「パブファンセルフ」のHPの画面です。

ご興味のある方は、以下のURLからご覧になってください。詳しく本の作り方が書いてあります。とはいえ、実際に作業は、表紙の作成をご覧になったように試行錯誤の連続でした。その辺りは、継続記事も参考にしていただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

終わり


