ご訪問ありがとうございます。
今日は、我が家の猫マロンが「肛門のう炎」という病気になったことを書きます。
治癒しはじめたので、その様子を記録を残しておくことにしました。
途中、猫のおしりの炎症部分の映像が出てきます(^_^;)
「見たくないなあ~」という方は、記事をジャンプしてください。
いつもの記事と様子が違いますが、おつきあいください。
マロンは、我が家に来た3番目の猫です。
その事も改めて書き残します。
文字をクリックすると目的の記事までジャンプします。
1.マロン「肛門のう炎」になる
先々週の金曜日夕方、家内がマロンが座っている椅子のカバーに血がついていることに気付きました。
お尻を見ると血だらけ、横には真っ赤なおできのような部分も出来ていました。
ちょうど夕飯中でしたが、それどころではありません。
「大腸にガンが出来て下血していたらどうしよう」
と、不安がよぎります。
時計は18時。
まだ動物病院はやっています。
早々に病院に連れて行くことにしました。
まろんのお尻の映像がこの後出てきます。
見たくない人は、ジャンプのボタンで次の記事に飛びます。
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これは治療後のマロンのお尻の写真です。
お尻の穴の左下の「におい袋」に炎症があり、皮膚が破れて出血しています。
病院に行く前はお尻のまわりは血だらけでした。
病院に着くと、わんちゃんが1匹順番待ちをしていました。
犬が苦手なマロンと家内は車に待機してもらい、私が待合室で待つこと。
こんな時間に来る方は急患が多いですね。
わんちゃんは、足を怪我したようです。
先に診療室に入っていると思われる猫の鳴き声もしていました。
順番に処置が進み、30分経過。
車の中のマロンの様子が気がかりです。
やっと、順番が来ました。
マロンを運びに車に向かい、家内と共に診療室に入ります。
かごからマロンを出そうとしますが、なかなか出てきません。
病院が大嫌いな猫です。
ようやく診察台に乗り、体重を計ってから、問題の部分を先生が確認し始めました。
体重は普段より500gくらい軽くなっていました。
マロンはさわられると痛いのか、「みゃあ、みゃあ」と鳴いています(^_^;)
そして先生からのお言葉
「肛門のう炎だと思います。
確認のため、肛門から肛門蕽(におい袋)の傷口まで管を通してみます。
確認できたら、炎症部分の洗浄をしますので、
しばら外でお待ち下さい。」
とのこと。
マロンを残して、外に出て待機します。
診察室では、マロンがさらに強く鳴いています。
先生が言った「肛門のう炎」を待っている間に検索してみます。
すぐ出てきました。
検索した記事からの引用です。
猫の肛門嚢炎とは、肛門の近くにある肛門嚢(こうもんのう)と呼ばれる器官に炎症が発生した状態を言います。犬に比べて猫ではまれとされますが、全くないわけではありません。
そのページの写真です。
引用先:子猫のへや
猫の肛門嚢炎~症状・原因から治療・予防法まで肛門の病気を知る | 子猫のへや
病室に呼ばれました。
先生:
「やはり、肛門のう炎」でした。
抗生物質を出しますので明日、明後日と飲ませてください」
月曜日(3日後)にまた連れてきてください。
様子を確認します」
猫を飼って約10年。
初めても病名。
まだ知らない病気があることを痛感しました。
処方された薬は、犬猫用の抗生物質で「ビクタスSS40」でした。
寝る前に1錠飲ませるタイプです。
その日のマロンは、お尻の部分をあまり汚さないよう、隔離することとしました。
夜中、マロンは痛いのか何度も鳴いていました。
2.発症から治癒しはじめの経過
思い返すと、発症の2日前から症状が出ていたのですね(^_^;)
11月20日 発症2日前
マロンは寝る前にコロコロをしてもらうのが日課でした。
その日もお尻辺りをコロコロしていたら、お尻周辺に白い液体が出ていて臭かった。
拭いたら取れるようなものでした。
拭いた後には特に目立ったこぶや外傷はありませんでした。
ただ、拭くのはいやがっていましたね。
痛かったのかもしれません。
その日は、ほとんど猫こたつの寝ていました。
食事はそれなりに減っていたので食べていたと思います。
11月21日 前日
寝る前のいつものコロコロで、再度白い液体と赤い粒(いま思うと血の塊?)が出ていました。
同様にティッシュで拭くと取れましたが、痛いのかいやがって逃げています。
この日もほとんど猫こたつで寝ていました。
食事もあまりしていませんでした。
そういえば、毎日するうんちも出ていない(^_^;)
こうした状況の変化を気付いてあげれば良かったと反省です。
日頃、変化点の気づきが大切とか言ってますが、
肝心の時に出来ていないのではしかたないですね(^_^;)
当日 上に書いたとおりです。
治療翌日
ほとんどの時間をケージの中で寝ている。
エサも水分も取らず
猫は寝て直すとはこのことですね。
治療後2日目
時々ケージから出てくるようになる。
エサのお皿を口元に持って行ったら少し食べる。
水も同様に近づけたら10ペロくらい舐めた。
治療後3日目
朝一番で診療所へ見てもらいに行く。
傷口はまだふさがっていないが、抗生物質が効いて、化膿はしていないようなのでこのまま抗生物質を毎日飲ませて様子を見ることになる。
このあと、家に着いてうんちもする( ^o^)
治療後7日目
普通にエサも水も飲むようになる
見かけは元通り。
傷口も乾燥し始めている。
まろんのお尻の映像がこの後出てきます。
見たくない人は、ささっとスクロールしてください。
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3.マロンのこと
マロンのことを少し紹介します。
(以前、紹介しましたが、改めて…)
マロンは、捨て猫でした。
ジムの友達が、駐車場でうずくまっていたマロンを発見しました。
生まれて間もない感じだったそうです。
その方が自宅に保護しミルクを注射器で飲ませたりして
介抱しながら里親を探していました。
写真:当時のマロン
そのお友達が、我が家が猫を飼っていることを知って、
引き取り先として相談にきました。
しかし、迷いました。
我が家は、その時すでに2匹の猫を飼っていました。
2匹までの飼育と3匹以上の飼育は、難しさが違います。
特にオスが2匹以上いると喧嘩も多いらしい。
しばらく迷っていましたが、結局、引き取ることになりました。
引き受け先がなかなか見つからず、困っていたと聞いたからです。
2013年7月7日、ジムで里親さんから受け取り我が家にやってきました。
名は「マロン」と決まりました。
命名者は家内です。
始めに我が家に来たときの様子です。
左目は、目に膜が癒着してほぼ開かない状態になっていました。
元気そうでしたが、食べたものをよく吐きました。
近所の獣医さんに見てもらうと、
お腹にヘルニアがあることが分かりました。
閉じる手術をしてふさぐ必要があると言われました。
また、よく吐くのは、胃の幽門が細いせいかもしれないとのこと
こちらも手術がいるかもしれない。
もう少し大きくなったら去勢と合わせて手術して直しましょう。
ということになりました。
来てすぐに家の中をわがもの顔で走りまわりました。
猫タワーの一番上がお気に入りで
駆け上がりリング上でごろごろしているのが日課となりました。
とはいえ、他の猫とは相性が合わず苦労することになります。
我が家に来て3か月後の10月8日。
手術をすることになりました。
内容は
1.左目の膜を切り開き見えるようにする
2.幽門他、内臓の障害を確認し処置する
3.おなかのヘルニアを閉じる
4.去勢
一度に4つの処置をする大手術です。
午前中に病院へ連れていき、午後の手術でした。
そのまま、1週間入院となりました。
手術は無事に終わったと先生から連絡をいただき安堵しました。
4.手術から退院まで
1週間後、マロンを迎えに家内と病院へ行きました。
お腹の縫合の痕を見せてもらいました。すごい傷跡です。
でも、毛が生えたらわからなくなるので大丈夫とのことです。
幽門も少し切ったと聞きました。
左目もパッチリと開くようになりました。
しかし、涙腺がうまく開いていないとのこと。
涙がたまりやすいので、毎日拭いてあげることに
退院の時に、マロンを拾ってくれた友人も来てくれました。
退院の日に見届けに来てくれたのです。
嬉しいですね。
5.これから気をつけること
話しを元に戻します。
今回、肛門のう炎になって思うことは、猫の体調にもっと注意しないといけない。
小さな異変に早く気付いてあげるようにしたいと思います。
自分が「予兆が大事」なんて言っていますが、全然出来ていない(^_^;)
反省です。
マロンはすっかり元気になり、ゴロゴロしたり飛び回っています。
今日、また検診で、大きらいな病院ですが、頑張ろうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり
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