まねき猫の部屋

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気力を上げるヒント:ほめ言葉、爽快感、美味しいもの

健康

0-表紙ー脳の栄養と気力をあげる方法

 年初から元気が出ない日が続いています。そこで、気力の上げ方や、脳が元気になる方法について確認してみました。気力を上げるヒントは、「ほめ言葉」「爽快感」「美味しいもの」だそうです。お時間があったらお付き合いください。

 

目次

 

過去記事のリメイクです。

 

 

気力は脳の2階層目から

脳は、大きく分けると意識系の3階層と運動を司る小脳から成っています。

 

1-1-脳の構造は、3階層+小脳

1階層目は脳幹で、生命維持に欠かせない基本的な機能を担っています。
2階層目大脳辺縁系で、好き・嫌いの感情や感覚・記憶を担っています。
そして、ここが気力の発生源となるそうです。

そして、
3階層目が大脳新皮質で、理性や事実確認を担う部分です。
人間のもっとも進化した部分の脳です。

その他に小脳があって、運動を司っています。

 

さて、気力が生まれる2階層目の脳の働きを確認してみましょう。
2階層目は、正確には大脳辺縁系大脳基底核の2つとなります。


大脳辺縁系は、喜びや怒りなどの表出、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、などの本能、睡眠や夢などを司っています。また、記憶や自律神経活動にも関わっています。 

大脳基底核は、大脳皮質と視床・脳幹を結びつけている神経核の集まりです。
役割は、運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などの機能を司ります。

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この大脳基底核にある「線条体」が気力の源と呼ばれる部分です。

脳は、「うれしいこと」や「楽しかった」を素直に喜び、さらに続けたい、やりたいと思います。これが、気力を生み出す源泉になります。


では、その仕組みを確認してみます。

 

 

気力が生まれる仕組み

  みなさんも経験があると思いますが、趣味でやっていることや好きなことはすぐに覚えられるし、長く続けても辛く感じないものです。

 私もジムのスポーツ系エクササイズがやめられません(^0^) なんでこんな苦しいことをしているのかとやっている最中は思うのですが、終わった後の爽快感や、運動後のお風呂で手足を伸ばしてゆったりとしている時は至福の時です。また、やりたいと素直に思ってしまいます。

 

1-1-スポーツジムでのエクササイズーコンバット

 

 反対に、嫌なことは手をつけようとしないし、早くやめたいと感じます。


こうした反応は、一見、3階層目の理性脳が考えているように思えますが、実際は2階層目の感覚脳がやっていることだったのですね。

このことから、気力を生み出すためには、行動することから始めことが大事です。とにかく「やりたいことをする」のが良いようです。

「やりたいことをする」と、脳は素直に、「うれしい」や「楽しい」「気持ちいい」「美味しい」などの本能的な喜びが得られます。


好きなことや今までの成功体験から、気力がわいてくるのだそうです。

 

1-3-気力がわいてくるサイクル

 

そして、楽しいことをする姿をイメージするだけでも脳は、「これはいい」と喜んで気力がわいてくることが分かっています。

ということで、

好きなことを行動すると、良い感情が湧き、脳が喜んで気力が上がる。

と覚えておきましょう。

 

気力を生む3つの習慣

  現代は、便利な世の中になった分、希望するものが容易に手に入ったり、安全に生活できるなど動物的な脳(すなわち、2階層目)を活性化する機会が減っています。理性などとも呼ばれる3階層目の脳に依存する傾向があります。そのため、気力が生み出されにくくなっているようです。

そこで、2階層目の脳を喜ばせる3つの習慣を心がけると良いそうです。


3つの習慣

ほめ言葉


自分で自分をほめる。脳は誰にほめられても喜びます。
人はなかなか褒めてくれないかもしれませんが、自分ならいつでも自分を褒めることができます。ポジティブに心の針が動いたら、その行動をすぐに褒めてあげましょう。


「よくやったね」
「私はえらい!」
「自分にご褒美」

 

脳はそんな言葉を素直に気力の源に届けてくれます。

 

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爽快感


体を動かす。が手っ取り早いです。「散歩をする」「ジムで汗を流す」「ストレッチやラジオ体操をする」などです。

 私ならジムの格闘系エクササイズということですね。


 脳は体の一部なので、動かすことで爽快感を覚えやすいそうです。たとえ疲れても「よくやったね」「気持ちよかった」と声に出してみましょう。脳はそんな言葉を素直に受け入れ次もまたやろうとなります。

 

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美味しいもの


脳は、糖とアブラが大好きなんですね。ダイエットは程々に、脳に良い栄養をバランス良く取ることが手っ取り早い方法の1つです。

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 脳は脂質(アブラ)で出来ています。また、活動の主な栄養源はブドウ糖です。なので、こうした糖やアブラを必要としている時に食べると一番美味しいと感じます。気力を生む上では美味しいと感じるものを取ることも忘れないようにしたいものです。

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脳にとってに必要な栄養素は6つだそうです。

●炭水化物(ブドウ糖
脂肪酸DHA、ARA)
必須アミノ酸トリプトファン
●ビタミンB群
●リン脂質
●ミネラル

脳にとってに必要な栄養素は6つ

 

より詳しい記事はこちらに書いています。

www.my-manekineko.net

 

 

まとめ 

 

気力は脳の2階層目の、大脳基底核にある「線条体」が気力の源
行動と感情が結びつき、脳が喜ぶと気力が生まれる
気力を生むには
「うれしい」
「美味しい」
「楽しい」
「気持ちいい」などの本能的な喜びを脳に上げましょう。


脳にほめ言葉
 もっと自分で自分をほめてあげる
爽快感
 気持ちよく体を動かそう
美味しいもの
 実は、脳には糖とアブラがいい!粗食はNG

 

 最近、ダイエットを気にしすぎて脳に良い栄養が不足していたのかもしれません。腹筋ばりばりの身体を目指すわけでも無いので、美味しい物をたべて、好きな運動をして、もう少し自分を褒めるようにしてこうかなと思った次第です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

終わり