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ミント君が旅立ちました。12歳と6ヵ月。短い一生でした。沢山の思い出をありがとう。忘れないよ。(写真は、我が家に来た頃の幼いミント君)
1.闘病6ヶ月
最初の異常は昨年2022年の6月25日(土)でした。
夜中突然、大きな声で鳴き出して、駆けつけてみると後ろ足が動かない状態でした。
かかりつけの病院は開いていなかったので、急いで隣り町の救急動機病院に連れて行きました。薬剤の点滴をしながら酸素室で一晩入院することになりました。「血栓症」との診断でした。猫には多い病気だそうです。一晩の生存率は20%と医師から言われました。覚悟しておくように言われました。その夜は、眠れない一夜となりました。
しかし、緊急入院から一晩を持ちこたえ、そのまま担当病院に連れていき、処置のため、もう一晩入院した後、無事に我が家に帰ってきました。生命力がある子だと喜びました。
その後、6月29日(水)に、今度は「頻脈」で全身けいれん状態になりました。
もう駄目だと観念しましたが、担当病院に連れて行って診てもらったら、処置が早かったため、入院一晩で、こちらも帰ってこれました。
ミント君は強運の持ち主です。
その後、薬の影響で、胃潰瘍になって吐血したり、「黄疸」が出るなどしましたが、薬を変えたり、追加してなんとか持ちこたえていました。
そして、薬もミント君に効果的に効きだして、体重も増え、歩いて食事も出来、ベットに上れるくらい体力もついて元気になりました。こうしたことがあったので、ミント君の強さを過信したのかも知れません。
へそ天のミント君
2.身体の変調
そんな中で、娘が12月に入って、ミント君の身体にへんなイボがあちこちに出来ているのを発見しました。
すぐに病院で検査をしてもらったところ「リンパ腫」の疑いがあると言われました。精密検査のサンプルを取ってもらって専門機関で検査をしてもらうことになりました。しかし、1回目の検査では腫瘍が確定できず、イボを手術で切り取り再度の検査をしてもらうなどして、その結果がようやく年末に出て「T型リンパ腫」が確定しました。
担当医からは、抗がん剤治療をしないと余命1ヵ月、抗がん剤治療中のリスクも5%の確率であると言われました。ミント君なら、きっと上手くいくと思い、家族で延命を願って治療を選択しました。
レントゲンやエコー検査でも、内臓に腫瘍の転移は無いので、治療出来ると先生も判断してくれました。
これまで何度もピンチをくぐり抜けたミントの生命力に懸けたのですが……
1回目の抗がん剤投与は、病院が年末休暇に入る12月30日に注射投与で行いました。抗がん剤の影響で、ミント君は、あまり動けなくなり、猫コタツに篭った状態でした。それでも自力で水を飲んだりは出来ていました。
そして2回目の抗がん剤を1月2日に、家で口径投与をしたところ、容体が急変し、そのまま旅立ってしまいました。
せめてもの救いは、大好きな家内に抱かれて旅立ったことです。
治療を選択したことや、2回目の投与を見送れば良かったなど、悔やむことは沢山ありました。でも、「リンパ腫」を放置するといずれは同じ時期が来きます。
苦しい時期が短くて済んで良かったと思うことにしています。
元気だった頃のミント。後ろにいるのは家内。家内のベッドで寝るのが大好きでした。
3.お別れ
悲しみの中、2日の晩と、3日の1日をミントと共に過ごし、1月4日(水)にお別れの会をして、ミント君は小さな骨になって我が家に戻ってきました。
4.ありがとう
今は沢山の写真を整理し、想い出話しをしながらミント君を偲んでいます。
娘の肩に乗っている幼い頃のミント
家内に抱かれたミント君(家内の膝の上も好きでした)
ミント君が1番好きだった長女猫チョコと一緒の写真
チョコもミントが大好きでした。
ミント君、天国で素敵な彼女を見つけてください。一緒に置いたピンクのバラを差し出すんだよ。
(葬儀や苦しい時の写真などは、掲載しないことにしました。ご了承ください)
ミント君のことは忘れないからね。我が家に来てくれてありがとう。
終わり