ブログにご訪問ありがとうございます。
今日は、資格更新のポイント稼ぎに研修に行った話を書いてみます。
テーマは、新しい法律関係と知的財産権でした。
その中で、「ミッケルアート」という認知症予防の絵画を作成している人の話がとても面白く、知財権の扱いが興味深かったです。
管理人の日常を記録した記事です。
興味を持たれた方は、お読みください。
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お忙しい方は一部だけでもご覧ください。
お忙しい方は、「終わりへ」を「プチ」とすると文末に飛びます。
1.研修はいつもの両国で
今回も、会場がある両国まで行ってきました。
神奈川からだと2時間くらいかかるので大変なんですが…(^_^;)
参照:両国駅構内で撮影
研修会場は、そこから10分くらい歩いた国際ファッションセンターです。
引用先:Yahoo地図を利用してまねき猫が編集
センターの10階に研修会場があります。
200名くらいは入るのでしょうか?
大きい会場です。
今回は診断協会が今年度最後に開催する回でした。
その窓からは、スカイツリーがきれいに見えます。
さて、
中小企業診断士の資格維持には、5年間で5回の理論研修が求められます。
その他に実務研修も5年で30日分、30ポイントが必要です。
一昨年、昨年が忙しくて理論研修がまだ3回しか受けられておらず、残り1年で2回の受講が必要です(^_^;)(^_^;)アセアセ
ということで、今回の受講となりました。
あと1回分は、次年度7月から開催される研修で受ける予定です。
お忙しい方へ: 終わりへ
2.知的財産権の概要
今回の主な研修テーマは、知的財産権についてでした。
知的財産というと、発明や特許がすぐ浮かんできますね。
でも、ブログをやっている人にも大いに関係があります。
たとえば、いま書いているこのブログの文章や図は、著作権法の対象範囲です。
表にまとめるとこんな感じです。
営業秘密なんかも法律で保護されているんですね。
東芝の半導体NANDメモリーの製造ノウハウが韓国の企業に漏れて大きな話題になりましたね。
なんと、最近話題の人工知能AIによるディープラーニングの学習データも不正競争防止法で保護されることになるそうです。
Googleの検索アルゴリズムやアマゾンの広告表示のノウハウも該当します。
これらは、あえて特許を出さずにノウハウとして企業内に非公開情報として保護しています。特許に出すと公開されてすぐまねをされるからだそうです。
ところで、最近、著作権法の改正が話題になっていますね。
「スクリーンショット」:「略:スクショ」も違法なのかという報道があったり漫画家協会が反論しするなど物議を醸している法案です。
文化庁は開会中の通常国会に著作権法の改正案を提出するとしています。
早ければ来年から施行と、なんか慌ただしい。
ブログを書くのに影響が大きそうで心配しています。
忙しい方へ: 終わりへ
3.「ミッケルアート」の社長は面白い人
今回の研修では、実際に知的財産を活用しているベンチャー企業の社長さんが登壇して話をしてくれました。この人、すごく面白い人でした。
「ミッケルアート」という認知症の改善や予防に効果のある絵を開発した方です。
引用:介護イノベーション・レポートVOL8より
橋口論さんは、静岡大学発のベンチャー企業スプレーアートイグジン(静岡県浜松市)の代表です。
高齢者施設などの壁に画を描く仕事をしていた時に、入居者から「懐かしい絵をもっと描いて欲しい」といわれたのがきっかけとなって「ミッケルアート」が誕生しました。
介護従事者や認知症専門医などのアドバイスを受け、1000人以上の高齢者にアンケートをして声を集めたりして完成させたものです。
「ミッケルアート」は、クイズ性を持たせた昔懐かしい絵画を使い、介護職員と利用者同士が絵を見て会話をしていくことでコミュニケーションを効果的に図るツールとなっています。
引用:介護イノベーション・レポートVOL8より
知財としても、
「ミッケルアート」は、橋口さんが代表を務める株式会社スプレーアートイグジンの商標登録がされています。
また、開発・制作したデザインには著作権があり、ノウハウは不正競争防止法で保護される対象となっています。
橋口さんがここにたどるまでにいきさつは、この会社のHPに書いてあるので是非ご覧になって見てください。
話も上手な方でした。そこをお伝えできずに残念です。
何度も倒産しかけていますが、その度にアイデアが降ってきて窮地を脱したそうです。
シルバー産業新聞にも掲載されていた記事があったので、ご参考までつけておきます。
忙しい方へ: 終わりへ
4.こんな知財のツールがあります
知財について、いろろなツールも紹介していただきました。
たとえばこちらは分かりやすい動画を経済産業経済局が公開しているものです。
商標登録がテーマになっています。
4分53秒とちょっと長いですが、結構考えさせられる動画ですね。
よろしければどうぞ
動画の概要
開発したロボットに自分で考えた名前を付けて販売していたが、損害賠償請求されちゃった!?なぜ?<平成29年度制作>
こうした動画を始め、知財権について分かりやすく解説されているのがこちら
経済産業経済局 中国経済産業局の
「もうけの花道」です。
上の動画もここからの引用でした。
それから、特許などの情報が見られるサイトがここです。
特許庁のJ-Plat Patです。
以下のURLから入れます。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
企業名や人名で検索するとけっこう面白いです。
これは、「ソフトバンク and 人工知能」で検索した事例です。
2018年7月13日に登録が完了し公開された特許です。
概要
ユーザとの自然対話をロボットの挙動に組み込むことができるロボットならびに前記ロボットをプログラムする方法および使用する方法
発明者や代理人は念のため非表示にしました。
興味のある方は、
特表2015-524934
で検索してみてください。
忙しい方へ: 終わりへ
5.まとめ
・知的財産はブログにも関係する
・知財を知る便利なサイトがある
著作権法の改正が気になりますね。
詳しい方がいたらぜひ記事にしてみてください。
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