まねき猫の部屋

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理系の言葉と文系の言葉の両方が使えるといいらしい

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当ブログへ、ご訪問ありがとうございます。

年金とリポート添削講師で生計を立てているまねき猫です(^^)

今日は、理系と文系の言葉の違いなどから、想うことを「ゆるーく」書いてみます。

ちなみに私は、一応理系のつもりです。

自分はどっちだろうと思った方は、記事にお付き合いください。

 

数字をクリックするとジャンプします。
お忙しい方は一部だけでもご覧ください。

目次

1.増えた面積の謎

2.利き脳を調べる

3.理系の言葉

4.文系の言葉

5.まとめ

6.前回のブログのお礼

 

 

 

 

 

1.増えた面積の謎

 さっそくで恐縮です。
頭の体操のつもりで問題を解いてみましょう。


下の図をご覧ください。

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左図の、
一辺が8cmの正方形を4つに分けます。
そして、
右図のように
二等辺三角形に組み立て直します。


すると不思議なことに
左の正方形の面積が64なのに、
右の二等辺三角形の面積は65です。
(三角形の面積は、底辺×高さ÷2で出しますね)


いつの間にか面積が1増えています。
どうなっているのでしょうか?


あのアインシュタイン先生も悩んだ問題だそうです(^^)

答えは、この問題の下にあります。
1分間考えてから、答えをみてください(^^)

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はい、答えの例です。

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この問題はけっこう有名なので、
ご存じの方もおられたと思います。


私が講師としてある研修で使ってみた時も、数名の方がご存じでした(;^_^Aアセアセ


答えの解説です。
二等辺三角形の図を、長方形に組み直してみると簡単にわかります。
長方形の真ん中に面積1の隙間ができます。


よって 
5×13=65 65-1=64
で、面積は増えていません。


二等辺三角形の左右の斜面を構成する2つのピースの斜面の傾きが違ったのでした
(斜面の傾きが違うことの証明は以下の通り)

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一見、理系の問題ですが、論理的な頭だけでは解けない問題だそうです。
こうした問題は、”ひらめき”が大事らしい


しかし、理系の頭は、そうした”ひらめき”に弱いとのこと。


あのアインシュタイン先生もノートに「64=65」と残して悩んでいたそうです。


この問題の書かれた本の著者 児玉光雄先生は、理工系の人は右脳を鍛えてイメージの力やひらめきの力を使って直感的に解く力を鍛えるべきだと訴えています。

 


先生が「右脳を鍛えろ」というのは、理系の人は左脳が優位という説からです。
これは、ロジャー・スペリー先生が証明した「右脳・左脳モデル」によります。

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この説では、
左脳が、論理的、理性、直列処理を担い
右脳が、直感的、感性、並列処理をつかさどる
というものです。


たとえば、物事を数字や事実をベースに筋道立てて話す人がいます。
こうした人はおおむね左脳が優位です


逆に、
イメージや状況の表現豊かに話す人がいます。
「あの商品はまるで〇〇のように爽快で華やかで~」
と話すようなら右脳が優位かもしれません。


こうした違いからか、
理工系の人の話は、理路整然としていて明快ですが、伝え方が淡泊で文系の人には感動がなく伝わりにくいところがあるようです。


そうした点からも、右脳の持つイメージ的思考力や表現力も持つ必要があると言われています。

 

お忙しい方用に、「終わりへ」を付けました。
「プチ」とすると文末に飛びます。(以下同様)

終わりへ

 

2.利き脳を調べる

ということで、
自分の利き脳を調べてみましょう。


利き脳とは、私たちが普段お箸を使う時の手が、右手だったり、左手だったりするように物事を理解したり、伝えるときに優位に働いている方の脳の働きを言います。


利用するのは、このブログではおなじみの
指組と腕組み 
を使って判定する方法です。


まずは、やってみましょう。


始めに、指組み
図のように指を組んで、
どちらの親指が下になっているかを調べます

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次に、腕組み
同様に、
腕を組んだ時に下になっている方を確認します

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指組みは、目や耳から入る情報の入力に優位な脳を判定します。
腕組みは、話すときなどの表現における優位な脳を判定します。


指組みと腕組みの結果から、下の表のように4つのタイプに分かれます。

たとえば、私の場合なら
指組み 右親指下 腕組み 左腕下 
→ 右左脳タイプになります。

「直観的に理解して、論理的に表現する」
タイプです。

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それぞれのタイプの理解や表現の特徴をまとめたのが以下になります。

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私は、右左脳タイプなので、
「物事を感覚的にすばやく捉えられて
 論理的に的確に伝えられる
 完璧主義、個性的、我が道を行く」

ということらしいです。

あなたの判定結果をどうなりましたか?

気づかれたと思いますが、
右左脳の人や、左右脳の人は両方の脳を、局面ごとに利用しています。

実は、右右脳の人も、左左脳の人も同様だそうです。

人の脳は単純に右優位だから文系、左優位だから理系というわけでもないのです。

ただ、理系の人は左脳優位なので、右脳のひらめきや直感といった力を高めておく訓練はしておくべきだということだと思います。

反対に文系の人は、右脳が優位なので、論理的な思考を身につけておくと良いということです。

 

 

終わりへ

 

3.理系の言葉

 では、文系の人が身に付ける論理的な理系の言葉とはなんでしょう?


そのことを、土井博先生と兼松秦男先生が書かれた
「理系の言葉」という本から述べてみたいと思います。

 

理系の言葉―微小量の魅力―

理系の言葉―微小量の魅力―

 

 
この本は、文系の人に科学リテラシーのエッセンスである「数学」を理解してもらうために書かれたものです。


文系の人は、情緒的な言葉の使い手であり、芸術性や音楽性に優れていますが、「数学はちょっと」といって避ける人が多いようです。


しかし、この本では、理系の人の話が理解できる程度に数学を学んでおくべきだと述べています。
そこで、理系と文系の人を集めて、実際に数学の講義した内容を本にまとめています。


この本では文系が学ぶ理系の言葉とは、数学と書いています。
しかも、微小量を扱うための数学が理系の言葉だと言い切っています。


微小量…って、
そうです。あの微分方程式のことです。

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微分方程式は、私も苦労して学んだ覚えがあります。(;^_^A


ここでは、5回の講義方式で、微分方程式を解くのに必要な基礎的な知識を解説しています。

最低、2章まで読めば理解できるそうです

それ以降は、
寿命の微分方程式であったり
ニュートン運動方程式
バネの運動の微分方程式
などの解き方や作り方が書いてあります。


読ませていただきましたが、
丁寧に微分積分微分方程式の解き方が解説されていました。


文系の方が、数学の力を身に着けて左脳強化する一つの手段としてお勧めできます。

 

 

終わりへ

 

4.文系の言葉

 「文系」「理系」という区分は、いろいろと問題点を指摘されますね。


学問にも色々あります。
理系・文系に区分できないという主張は理解できます。


実際、経済学は「文系」ですが、数学の知識が必須です。

経済学では、経済の理論的研究に計量経済学マーケティングで多変量解析などのかなり高度な数学を用いています。

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出典:マーケティングのための多変量解析 清水功次著 p.10より

 



また、音楽では、記譜法を用いて譜面の記号化を行うことは論理的な作業でです。

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第3回 五線譜と鍵盤 | 特定非営利活動法人ミュージックプランツ

 

ほか、理系も利用する哲学では、諸問題の解決に記号論理学を用いています。

 事例を1つ

「ウエスはオクターブ奏法の発明者である。
 ウエスの本名はジョン・レスリーである。
 ゆえに、 ジョン・レスリー
 オクターブ奏法を発明した。」


 ウエス:w、ジョン・レスリー:b、
 xはオクターブ奏者を発明した:Fx

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このように文系の言葉にも論理的、数学的な要素が多く存在しています。

 

 

終わりへ

 

5.まとめ

 ・理工系の人は右脳を鍛えて
 イメージの力、ひらめきの力、直感力
 を鍛えるべき

・人の脳は単純に右優位だから文系
        左優位だから理系
 というわけでもない

・理系の人は左脳優位なので、
 右脳の力を高めておく訓練はしておくべき

・文系の人は「数学」を学んでおくべき


人は受信と発信の時に、論理的な思考とイメージによる思考を複合的に用いています。
理系の人は文系の、文系の人は理系の力を強化して、バランスよく使えるようになることを目指したいものです。

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ちなみにこんな記事も書いています、
ご興味のある方はご覧ください。

  

www.my-manekineko.net

 

www.my-manekineko.net

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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よろしくお願いいたします。

 以下前回のお礼です。
前回、ご訪問いただきコメントを残した方はぜひお読みください。

終わりへ

  

6.前回のブログのお礼

ブックマークいつもありがとうございます。
ご意見をいただけると記事を書く力が沸いてきます。
ご返事を書かせていただきます。

イータ&カイさん (id:physis_maxwell)昨今、先人たちの教えから学ぶことを重要という人は多いけれども、それの理由がこの記事から理解することができた。教える側は「型」を意識していても、教えられる側が意識できてないことがおおいと感じる。

初めまして、当ブログにお越しいただきありがとうございました。
記事への過大なお褒めのお言葉嬉しいです。
教える側が「型」の大切さを、学ぶ側に自然な形で理解してもられるよう指導できるといいのですが難しいですね。


(id:ColdSnap)とても説得力があります。

いつもコメントありがとうございます。元気が出ます(^^)
最近の金髪美人のショートショートは驚きの展開でしたね。
楽しみにしています。またご訪問させていただきます(^^)/


mashleyさん (id:mashley_slt)「型」や「習慣」って大事ですよね。クリエイティブな力や生きる力を「知る」だけでなく「身につける」には何度も繰り返し「当たり前」にできる必要があると思います。今回の記事は「学び」を学ぶ教科書ですね。

嫁氏さん、もうコメントうますぎ。豚も木に登ってしまいます。そうそう、リモコンのHUISくんの様子興味深く読ませていただきました。HUISのモニターにしっかり当選するくだりを読んで、さすがと感じました(^^)/


亀仙人さん (id:ichisin)型には先人の知恵が詰まっています。それを素直に真似てみる。そのうちに狭い知識では分からない事が観えてくるのだと思います。良い記事をいつも感謝します。

仙人さん、お久しぶりです。コメントいただき嬉しいです。
仙人さんも整体をやられるからツボやコツについて、体験的にご理解しておられるのですよね。おっしゃる通り初心者は、ある程度やらないと観えないことが多いものです。そこをどうするかが指導者や上に立つ者の試案のしどころだと感じています。


とみえさん (id:mitan_555)形から入るって大事なんですね

とみえさんはそうしたことが自然に、出来ておられるとブログを見ていて感じます。また、記事によらせていただきますね(^^)/


鯛さん (id:tai_mijinko)“形から入る”これすごく大事だと思います!!

鯛さん、いつもいつもコメントありがとうございます。嬉しいです。
運動されているから鯛さんは形のことをよくご理解されているのでしょうね。
ブログも形を整えると読みやすいですね。いつも勉強させていただいています。
また、伺いますね(^^)


パパさん (id:papayapapa)充実された人生で何よりです。先日、暇を持て余す定年退職者難民の記事を読んでぞっとしました。行くところは図書館とスポーツジムと病院。。。無趣味の私もいつかなりそうです。

パパさんにはブログもあるし、投資もやっているし定年後も暇なしでは?
マネタイズの記事いつも興味深く読ませていただいています。
あ、ちなみに図書館はいいですよ。お時間ができたらぜひ行ってみてください(^^)/


あか男さん (id:mraka2015)仕事のコツなんかも長年の経験で身につきましたからね(^^)

あか男さん、コメントありがとうございます。たくさんの読者を抱えておられるのに、お言葉をいただき嬉しいです。仕事の4コマ漫画の時に歩留まり改善した例を興味深く読みました。観察力も鋭いことがよくわかりました。経験値が増えると見えてくることがたくさんありますね。また、記事によらせていただきます(^^)/

 

ブックマークありがとうございました。
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終わり

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