まねき猫の部屋

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言葉によるコミュニケーションの限界

 

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今日もご訪問ありがとうございます。

コミュニケーションが対人関係において、相互理解を深めるうえでとても大切な役割を果たしていることはご同意いただけると思います。
その中で、言葉の存在は大事だと言われていますが、その言葉を用いたコミュニケーションには限界もあることをご存じですか?
今日はそんな言葉の限界を、かるーくお伝えします。
(仕事の都合で、ライトな記事になります。すみません)

 

目次

1.メラビアンの法則

2.言葉の限界

3.まとめ

4.前回のブログのお礼

 

1.メラビアンの法則

 

言葉によるコミュニケーションの限界を示すのに有名な法則がこのメラビアンの法則です。メラビアンがUCLAの学生に対して行った印象的実験の結果、2者間の対話では言葉によって伝わるのは7%、音声の特徴(つまり抑揚や大小)35%、顔の表情が55%だったというものです。

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参考:メラビアンの法則 - Wikipedia


この法則、さすがに言葉が7%というのはいささか低すぎて、信憑性を疑ってしまいます。

が、ハードウィステルの研究でも、

言語は35%、残りの65%は話しぶりや動作、ジェスチャーによって伝えられるとしています。


いずれにしても、言語だけでは、いいたいことは伝わらない。ということは知っておいたほうがいいでしょう。

 

2.言葉の限界

言葉によるコミュニケーションの限界を、
コミュニケーションの構成要素から説明してみましょう。

下の図をご覧ください。

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たとえば、私の頭の中に話している時に浮かんだことの全体をAとします。

私はその中のBを話したいと思いました。


そこで、話したいBから、更に伝えたいことCを選びます。


その選んだCはイメージなので、それに合う言葉を探します。


それを符合化といいます。

 

私の乏しいボキャブラリーからようやく選ばれたのがDの言葉となります。

 

頭の中に浮かんだことAは、

BからC、そして言葉Dと限られていきます。


しかも、その後、Dを相手に伝えても、そのまま通じるとは限りません。


相手が受け取れたのはEという結果で、Dとまったく同じとは限らないのです。


言葉を使ったコミュニケーションというのは、
こうした限界があることを知っておきましょう。


そこで、コミュニケーションをする上では、
受信した時や、発信した後に確認のために質問を活用することになります。


受信の時であれば、相手が話したことについて
(こういったことを話したんだね)と受けとったことを言葉で返してみる。


発信した後なら、

相手の表情を見て、そのしぐさから
閉じた質問や開いた質問をして、

(わかってくれたかな?)を確認します。

 

3.まとめ

 ・言葉で伝わるのは、一部である。

・頭の中のことを言葉にするのは限界がある。

・質問をうまく利用しよう。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

以下は、前回のブログへのお礼です。

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4.前回のブログのお礼

 
島猫さん(id:catpower)とても興味深い交流分析です。まねき猫さんの分析は論理的で、とてもわかりやすいですね。今回の記事は、ぜひ、人との会話にストレスを感じている人に読んでもらいたいですね。たいへん参考になりました。
→大御所さまの島猫さんにこうしたお言葉をいただけると励みになります。ありがとうございます。1人でもストレスが減るようになれば嬉しいです。良い記事が書けるようガンバリマス。


りょうこさん(id:flowcare)交流分析3つの自我平行なやり取り噛み合わないクロス交流分析は昔からずっと使われているコミュニケーション改善のトレーニングですね。看護の世界でも流行していた時期がありました。先に自分の傾向を理解することが大事ですね。発信方法を変えると相手の反応も激変!
→さすがりょうこさん、交流分析についてよくご存知でしたね。PACはエコグラムでも用いているカテゴリです。看護師の方はこうした心理学も勉強するようですからトレーニングもされたことがあるでしょうね。自分を知るは不変の鉄則ですね。


mashleyさん(id:mashley_slt)コミュニケーションを分析的に視覚的に捉えるとこうも面白くわかりやすい話になるんですね!「部長と折り合いが悪くてね」なんて言われたらこのページをスマホで出して教えてあげたいです。いつも説明が腑に落ちます→いつもこうしてコメントをいただけると励みになります。ありがとうございます。面白いといっていただけるのも嬉しいです。上司という環境は変えられませんが、うまく交流する方法を知っていただいて楽になる人が増えたらいいなと思っています。


ずぼらママさん(id:zubora_mom)専業主婦になるとこういうやり取りが苦手になってきました。ダメですねー。反省・・。
→コメントありがとうございました。そんな風に感じられたのですね。
Yufuさん(id:lemonpanic)面白い。「何よ、あなただって…!」の会話はよく起こりそう。笑→そう感じていただいて嬉しいです(*^▽^*)頭に血が上っているとやってしまいそうですよね(^_^;


とみえさん(id:mitan_555)新しい環境はどうしてもストレスたまりやすいですよね…→そうですね。新しい環境の中で良好な人間関係づくりができないとストレス溜まりますよね。とみえさんのようにどんどん外に出て行く人は大丈夫そうですね。


鯛さん(id:tai_mijinko)最初はすごく気を遣ってしまうので 参考にします、、
→あら、鯛さんほどの人でもそうなんですね。体験リポートしている姿からは想像出来ないけれど、何かの参考になっていただけるようなら嬉しいです(^0^)

ぱぱさん(id:papayapapa)心理学を行動に応用ですか。なんだか怖いですね。ちょっと分野は違いますが、私動物行動学とマンウォッチングが好きなんです。観察派なので、結果まで導こうとするまねさんはすごいです。うまくいけば神ですね。
→パパさん、動物行動学なんてかなり専門的なことが好きなんですね。人も動物の一種なのでパパさんの観察対象なんでしょうね。結果まで導くなんて大それたことは出来ないです。人の交流が、出来るだけ争い事が少なくなるよう望んでいます。そのお手伝いが出来ることを目指しています。


さくらさん(id:mapleheart3)面白いです!覆面的交流は知らず知らずのうちに身に着けているのかもしれません。主人にもこの様に意識せずに接しているから、結婚生活が破綻しないで済んでいるような気がします。でも見せかけだけでは駄目ですね。→海外でのご生活は文化も違うので大変でしょうね。その中で、旦那さまを大切にしておられるから覆面交流も必然的に必要となります。私も家内に覆面交流しまくりデス(^_^;見せかけはとても大事だそうですよ。見せかけもいつか本当になるそうです(*^▽^*)


以下、ブコメしていただいた皆様、ありがとうございました。



あか男さん(id:mraka2015)
さとみさん(id:satomi77)
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 ☆いつもありがとうございます。

 

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終わり