1回目の接種記録
今日、新型コロナウイルスワクチンの1回目接種を受けてきました。
接種には、色々なリスク情報が溢れています。
前期高齢者枠で接種する私は、この壮大な社会実験のサンプルの1人になります。持病を持つ家族や当面接種出来ない仲間を感染させないために、接種のリスクを負うことにしました。
そんな接種の様子や思いを記録しておきます。
1.接種の様子
予約の取りやすかった集団接種会場で受けることにしました。
予約の概要は以下の通りです。
行政センター体育館は、市役所の向かいにあります。
引用:市のHPから
体育館の内部
引用:市のHPから
普段は普通の体育館のようです。
今回は、家内に送ってもらいました。
駐車場に入れないかもしれないと心配してのことです。 しかし、駐車場はそこそこ空いていました。
車で行っても大丈夫なようです。
当日の持ち物は以下の通りです。
予診票は記入して行くとスムーズに進みます。
体温は36.0度でした( ^o^)
受付を済ませ、案内に沿って、接種を済ませます。
痛みは、まったく有りませんでした。
接種した方、お上手でした(^^)
接種後、15分待機して異常が無いことを確認します。
引用:市のHPから接種後の待機場の様子
待機はこんな感じです。
私の時間帯はもっと空いていてガラガラでした。
番号札をもらい、前方のディスプレイに自分の番号が出ています。
その自分の番号が赤から青に変化したら、退席可となります。
15分経ち、自分の番号が青になりました。
特に異常が無かったので、退席しました。
2.接種のリスク
予約する前から接種した今日まで、自分の中でワクチンを打つメリットとリスクの葛藤がありました。
その辺りを書いてみます。
接種のメリットは、言うまでも無く、感染のリスクが減らせることです。
治験では、効果が95%と書かれていました。
通常のインフルエンザの予防接種の効果が80%程度と言いますから、かなり効果があります。
一方、接種することのリスクについては、色々噂が絶えません。
案内に添付されたファイザー製ワクチン成分表から見ていきます。
1番上に書かれている有効成分のトジナメランは新型コロナウイルスのmRNAです。
これまでのワクチンは、ウイルスを増殖して不活性化したものを接種していました。
しかし、この方法は、過去のコロナウイルスでは、色々副作用が出ることがわかっています。
そこで、ファイザー製のワクチンは、人工的に作ったウイルスのスパイク部分のmRNAを利用しています。
その点から、このmRNAを利用したワクチンは、長期的なリスクがあるとネットを賑わせています。
たとえば、抗体依存性感染増強(ADE)が懸念されること。
今年の1月から接種者が増えたとはいえ、大量の摂取事例はまだ半年弱です。心配される長期的な死亡リスクなどは、数年経たないと分からないでしょう。
とはいえ、接種せずにコロナに感染してもADEの発症の可能性があります。
ADEに関しては、ワクチンを打っても打たなくてもリスクはあるということです。
もう1つのリスクについても、書き留めておきます。
mRNAを安定に保つために、ポリエチレングリコール(PEG)が含まれています。
このPEGには、重篤なアレルギーを起こす可能性が指摘されています。
特に女性の発症例が多いとのこと。
国内の医療従事者の例では、0.004%だそうです。
PEGは、化粧品に多く採用されている物資です。
反応しやすい人は、そうした影響があるのかもしれません。
実際に私の使っている化粧水を調べると、類似のPEGが入っていました。
0.004%をどう判断するかです。
などなど、色々な情報が次々の入ってくる中で、ワクチンを接種するか、止めるかを判断しなければなりません。
私自身は、
「安全なワクチンが出来るまで、今の自粛生活を続けるのはいやだなあ」
と想いが勝りました。
そして、今日、私は接種してきました。
私がコロナに感染し無症状だった場合、持病のある家族と仲間を、感染リスクにさらすことになります。
接種することでの安心感は、色々な私のリスクの可能性を凌駕しました。
最悪、リスクが顕在化したら、健康被害救済制度もあります。
例:
障害年金1級(503万円/年)、
死亡一時金(4,400万円)
3.1回目を終えた体調
接種前に解熱剤のカロナールを飲むか迷いましたが、止めました。
飲まなく、正解だったようです。
今の所、発熱は見られません。
無事に家まで帰り着きました。
追記(6月11日朝)
翌日、接種した肩の辺りに鈍痛のような、痛みのようなハリのようなものを感じています。
腕は上がるので生活に支障は出ていません。
熱も平熱でした(^^)
高齢者は、変化が少ないのは、本当のようでした。
変な言い方ですが、ようやく接種した実感が湧いてきました。
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参考までに、当日の注意事項です。
自宅で、検温して発熱がある場合は、市に連絡だそうです。
この接種には、多くの市の職員の方々や医療関係者やボランティアの皆さんに支えられていることが会場を見ながらよく分かりました。
ありがとうございました。
こうした機会を無事に終えられたことを感謝いたします。
次回、2回目の接種後の様子も記事にしてみたいと思います。
ご参考まで
2021年6月9日現在のワクチン摂取率のデータです。
全人口約127百万に対して、一回目の接種終了者が10.2百万人となっています。
全人口の7.97%ですね。
参照ページは以下です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり