
母が、旅立ちました。
数えで97歳。
天寿を全うしたと思っています。
父が亡くなってから、ショートステイに行くのを楽しみにしていましたが、足を骨折して、しばらくして、運良く特別養護老人ホームに入居出来ました。
コロナが蔓延する直前のことです。そのときに兄弟と一緒に撮った時の写真です。

食べることが好きで、この頃はふっくらしていました。
最近になって、食事を何度も拒否するようになりました。意識は、しっかりしていて話しも聞けていました。面会に行ったときは、出されたゼリーなどを、一皿食べることもあったのですが‥‥‥。
最後に面会に行ったときの様子。

食事も水分もあまり取れておらずに、みるみるやせていきました。1ヶ月で5kgくらい体重が落ちてしまう状態でした。
ついに、点滴も直近では拒否するようになっていました。希望で集中治療は行いませんでした。
そして、
覚悟はしていましたが、急に容体が悪化し、弟から危篤の連絡があって数時間後に、兄弟に看取られて、しずかに息を引き取りました。苦しまずに旅立ったとのことでした。
私は、間に合いませんでした。
私は、早めに葬祭場に入り、2晩母と一緒に過ごしました。やすらかな寝顔でした。
我が家は、裕福ではありませんでした。母は、宝石画を作る仕事や、裁縫の仕事で家計を支え、私たちを不自由なく育ててくれました。
葬儀後に宿泊したホテルに、宝石画が飾ってあったのは、何かの導きかもしれません。

引用:ホテルの部屋に飾ってあった宝石画
お棺には、母が好きだったどら焼きや、母が孫に編んだセーターなどを納めました。

戦後の復興期に、色々な事情で父と結婚したそうです。県を跨いで嫁いでいます。詳しい事情は、最後まで聞けずに天国まで持っていってしまいました。
美人さんだったので引く手数多だったと思います。(息子がこんな事を言うのもなんですが‥‥)

葬儀の会場に母の若い頃の写真が飾ってありました。弟が葬儀のために物色していたら偶然見つけたとのことです。初めて観る写真でした。
白黒の小さい写真。それをスマホで撮って、帰ってきてからGeminiにお願いして、解像度の向上とカラー化してもらったのが、この写真です。
先に逝った父と再開できたでしょうか?
私もいずれ行きます。
また逢いましょう。
合掌