健康
歯医者に行って来ました。3か月に一度の定期検診です。コロナ禍で歯に異常が出て近所の歯医者に通うようになりました。歩いて7分の場所にあります。近いと外出の障壁もだいぶ下がりました。おかげで検診が習慣になりました。
69歳ですが、成人歯が28本、冠せ治療の歯はあるものの全て無事に残っています。これからも、歯を失わないように健康的な生活を維持するために定期的な検診を継続していくつもりです。そんな歯についての私の状況と雑学をまとめてみました。お時間があったらお付き合いください。
歯の定期検診に行ってきた
皆さんはご自分の歯が何本残っているか確認したことはありますか?
普通、成人の歯は28本あります。「親知らず」を加えると32本です。まあ、最近では「親知らず」が生えない人も多いと聞きますが…。
歯は、「切歯」「犬歯」「臼歯」の3種類に分けられているとのこと、図にすると以下の様になります。
さて、私はおかげさまで成人歯28本がすべて残っています。とはいえ、臼歯(うすば)はすべて虫歯になって冠せ治療をして存命という形です。また、親知らずが1本残っています。歯医者さんからは、虫歯などにならない限り残した方がいい生え方をしている。とのことで、抜かないで残しています。
ということで、現状は28+1=29本が存命です。
以下は、年齢別に残っている歯の本数の年次推移です。
8020財団HPから参照させていただいました。ありがとうございます。
URL:世界の国々の8020~比較|8020調査・研究事業|データバンク|8020推進財団
私と同世代の65~74歳では、20.8本になっています。28本存命な状況は、46~54歳レベルと言えるようです。うれしい。
高齢者になると歯の本数が減少して、物が食べづらくなるようです。こちらのグラフでは、現在残っている歯の本数と噛み具合の調査結果です。
21本以上残っていると、「どんなものでもほしいものが食べられる」人が大半ですが、
本数が減るに従って、「噛みにくいものもある」や「あまり噛めない」人の割合が増えていきます。
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歯が健康なメリット
歯の本数を維持することのメリットは、次の3つだそうです。
1.きちんと物が食べられる
さきほどの現在歯の本数にもあるように、残っている歯が多いと「きちんと物がたべられる」という大きなメリットがあります。
少々脱線しますが、最近我が家の高齢猫チョコが、歯槽膿漏になって歯を1カ所抜きました。たった1本ですが、それ以降固い物は食べづらいようで、ウエットフードが中心になりました。
ある歯医者さんのHPにあった記事ですが、
歯は、たった1本失われても、正常な働きができません。例えば、大臼歯(奥歯)が1本なくなっただけで、ものをかみくだく能率は約40%も低下するといわれています。このため、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収が悪くなるという悪循環が生まれます。
というように1本なくなるだけで、かみ砕く能率が40%低下するそうです。身近な猫で実感しているだけに、歯を大切にしたいと感じた次第です。
2.発音がきちんと出来る
歯が残っていると、発声がきちんと出来るのを助けてくれるそうです。
同様の歯医者さんの記事では、
上の前歯が抜けるとサ行、奥歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなって、言葉が不明瞭になる
とのことです。
仕事柄、話す事が多いのでこちらも注意しないといけません。
3.顔の形が整い豊かな表情を維持できる
健康な歯でいると、顔の形が整い、豊かな表情を維持できるそうです。
歯が無くなると、顔の輪郭が変わって、表情が老けて見えたりすると言われます。
毎日の歯磨きとプラーク取りを欠かさないようにしていますが、残念ながらそれだけでは虫歯が出来たり、歯茎の異常が発生することをコロナ禍で認識しました。
健康は私の主要テーマです。歯の健康、身体の健康、脳の健康を維持したいので、歯の定期検診も継続していきたいと思います。
おわりに
私の場合は、コロナ禍で外出をセーブして歯医者への定期検診も怠ったら、いくつかの奥歯の冠せ物がとれてしまったり、歯茎の腫れが出てしまいました。このままでは、歯を失うピンチです。
会社に通っていたときに使っていたなじみの歯医者は、コロナ禍で行きにくいものです。仕方なく歩いて7分の近所の歯医者に通い始めました。そしたら、丁寧に歯を診てくれたのです。少々冠せ物の出来がいまいちでしたが、慣れれば落ち着いてくるものです。その後、さらにいくつかの冠せ物の歯に虫歯を見つけてくれたりして、都度その近所の歯医者で治療してもらいました。
おかげさまで、現在は定期検診でもほとんど異常が見つからない状態に落ち着きました。定期検診では、プラークの除去もしてくれます。歯槽膿漏の検査も毎回してもらい正常な範囲にあるとお墨付きをもらえるレベルです。
歯が安定しているのは健康に良いとチョコのケースも踏まえて感じている次第です。
食事をおいしくいただけることも、歯の健康次第ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
健康に関するこうした記事も書いています。よろしければ、寄り道してください。
終わり