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2020年の「赤シソジュース」作りが始まりました。
赤シソは、6月中旬から8月初旬までしか手に入らない季節品です。
今年も、砂糖控えめで、お酢とクエン酸をダブル配合した脂肪燃焼効果を高めた赤シソジュースを作ってみました。
こうした記事もブログ開始から今年で3年目。
そこで、今回は赤シソや酢などの成分や効能に注目してお伝えします。
良かったらご覧ください。
2018年の赤シソジュース作りはこちらです。
昨年2019年がこちら
1.今年最初の赤シソジュース作り
例年、赤シソの葉は近くの農協さんで手に入れますが、今年はコロナ禍で買物を控えていたので足を運べていませんでした。
ところが、偶然、買いだめに向かったスーパーに赤シソの葉が売っているではありませんか(*^O^*)
たぶん、梅干し用でしょうね。
早速購入して、今年最初の赤シソジュース作りにチャレンジしました。
(4袋あったのですが、買い占めはせず2袋だけ購入)
そして、今年最初のレシピがこちらになります。
偶然手に入ったので、かなりアバウトなレシピとなりました(^_^;)
赤シソの葉が2袋で600g。
水2ℓでは、葉が多すぎてはみ出しそう(^_^;)
水3ℓで作ることにした次第です。
さて、例年のレシピと比較してみます。
(比較しやすいように水2リットル換算しています)
赤シソが例年よりやや少ないのは仕方ありません。
次回はもう少し増やしたい。
そして、今年は
クエン酸の量を少し増やしてみました。
飲んだ後のすっきり感の向上と、
脂肪燃焼効果の向上
を期待したものです。
完成した赤シソジュースがこちらです。
水3ℓにお酢240ccと砂糖230gの計3.47ℓから
2ℓのペットボトル1本と720mℓ1本
計2.72ℓが出来ました。
鮮やかな赤紫色をしています。
2.赤シソの成分と効能
まずは、作った赤シソジュースを、炭酸割りで試飲
旨い(*^O^*)
きれいな赤ワイン色をしています。
これは、赤シソに含まれるアントシアニンの色だそうです。
アントシアニンは、 液の酸性度で色が変化します。
ジュースに入れる酢やクエン酸は酸性なので、
抽出液が中性の紫色から酸性の赤色に変わります。
その時の様子は、こんな感じです。
赤シソを煮出した液にお酢を入れると、
濁った暗い青紫色から、鮮やかな透明度の高い赤紫に変わりました。
その様子が伝わると良いのですが…
個人的には、化学の実験のようで楽しい時間です。
有効成分について
赤シソの葉
「しそ」には、ビタミン類(ビタミンA・B1・B2・C・E・K)や、ミネラル(カリウムやマグネシウムなど)が豊富で、かおりにもリモネンなどの有効成分があり、各種のホルモン分泌を活性化してくれます。
参考: シソ - Wikipedia
また、赤シソにはポリフェノールの1つであるアントシアニンが含まれています。
このアントシアニンが赤紫色の成分となります。
公式な成分表が見つからなかったのですが、
(株)マツオファームさんのHPページから
分析データを見つけました。
赤シソジュース100mℓ中に
ポリフェノール230mg が入っているとのこと。
その内、約14%がアントシアニンだそうです。
だいたい33mgですね。
カカオポリフェノールだと、一日200〜500mg摂取すると良いらしい。
作り方や飲み方にもよって差があるでしょうが、
我が家では一杯に100mℓ入れるので、230mgになります。
1日3杯で690mgですね。
良い感じでポリフェノールが取れそうです。
アントシアニンには、脂肪蓄積予防や、眼精疲労防止、花粉症にも効果があると報告されています。
なんだか私のためにあるような効能です(^_^;)
URL:
農業生産法人 株式会社マツオファーム HPより
お酢
お酢は、「すっぱい」ことから酸性とわかりやい食材です。
お酢には、穀物酢や米酢、黒酢、リンゴ酢などさまざま種類があります。
このすっぱさの元は、酢酸やクエン酸によります。
また、アミノ酸など60種類以上の有機酸も含まれています。
主な酢の主成分は以下の通りです。
出典:ミツカン 商品HPから
酢の主成分である酢酸は体の中でアセチルCoA(アセチル補酵素A)に変化してさまざまな役割を果たします。
よく知られているのは、肝臓や筋肉内にあるクエン酸回路(TCA回路・クレブス回路)でATPと呼ばれるエネルギー源の生成に用いられることです。
酢酸などが不足するとこの回路の働きが低下し、
運動30分~1時間前に酢やクエン酸を取って運動すると効果的と言われています。
クエン酸回路に有機酸が補給され、代謝が活発に成り脂肪燃焼効率も高まると言われています。
また、酢に含まれるアミノ酸とクエン酸が,乳酸の蓄積を防ぎ、溜まってしまった乳酸の分解を促すので疲労回復のスピードを速めてくれる効果もあります。
クエン酸
市販のクエン酸は純度が高く、酸性なので「すっぱい」素材ですが、お酢の様には臭いません。お掃除にも利用されるように、無色無臭で人にも環境にも優しい物質です。
赤シソジュースづくりでは、お酢を使う派と、クエン酸を使う派に分かれます。
さっぱり感を出したい方は、クエン酸を選びます。
クエン酸は、食品添加物なので、クエン酸以外の成分がほとんど入っていません。
酸味だけで、風味というか持ち味は主張しません。
一方、匂いが気にならない方は、有効成分の多いお酢を使うと、さまざまな効果が期待できます。
こうした点から、我が家では酢を主材にしてクエン酸を追加するレシピにしています。
酢やクエン酸は酸性ですが体内に取り込まれて乳酸を分解することで、乳酸が減ることで中和作用が働き、身体のPH値を標準(アルカリ性)に近づける効果もあります。
飲み過ぎには注意
美味しく飲めるといって、グビグビと沢山飲むのは気をつけましょう。
我が家のレシピは砂糖控えめですが、100mℓで約8.5gのお砂糖が入っています。
砂糖は100gで約385kcalあるので、100mℓでは33kcalになります。
こうみるとそう多くはありません。
朝昼晩と1日3杯飲んでも99kcalです。
ただ、美味しいからと言って、5杯も6杯も飲むのは考え物です。
また、砂糖控えめではないレシピで作ると、
100mℓで砂糖が15g程度と倍くらいの量になります。
その場合は、100mℓで約100kcal
3杯で300kcalとなるので要注意です。
カロリーオーバーにならないよう気をつけてください。
そのほかの成分には飲み過ぎで気をつけなければならないものはありません。
その他で気をつける事
・赤シソの葉は良く洗う
葉には酵素が付いています。洗浄が不足していると発酵する可能性があります。
アルコール飲料にならないよう気をつけてください。
・保存は冷蔵庫で
酢やクエン酸、砂糖は保存料にもなる食材ですが、
とはいえ常温での保管は雑菌繁殖の可能性があります。
避けた方が良いでしょう。
早めに飲みきって次を作るのが良いかと思います。
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3.我が家の赤シソジュースの作り方
所要時間はおよそ1時間くらいです。
作り方は毎年ほぼ同じなので、細かい手順に興味のある方は、昨年の記事を参照してください。
甘さ控えめで濃い赤しそジュースを作りました。 - まねき猫の部屋ーブログ
ここでは、簡単に手順をご紹介します。
1.お鍋に入る大きさに切り流水で良く洗います。
2.葉を洗う間に、水3ℓを大鍋で沸かします。
3.沸騰したら葉を入れ、10分ほど煮出します。
4.トングで葉を取り出し液をガーゼで濾します。
5.氷砂糖を230g投入します。
6.お酢を240cc投入し、さらに煮詰めます。
7.火を止め冷めたらクエン酸を8g投入します。
8.さらに冷めたら消毒したペットボトルに移す。
9.試飲をして味を確かめる(旨い(*^O^*))
4.まとめ
今年も赤シソジュース作りの季節が来ました。
スーパーで偶然手に入れた赤シソの葉600gで
赤シソジュースが約2.7ℓできました。
今後は、農協さんに足を運び、赤シソの葉を手に入れたいと思います。
毎週、一回くらいのペースで赤シソジュース作りをしていくことになるでしょう。
レシピがどう変化するか楽しみでもあります。
我が家は、朝食や夕食時に、炭酸水で4倍くらいに割って飲むことが多いです。
また、スポーツジムで運動する時に、水分補給も兼ねて、スポーツドリンク入った水筒に、100ccほど入れてこまめに摂取します。
コロナウイルスの影響で、ジムは有酸素系のレッスンをまだスタートしていません。
なので、あまりジムにも行けていない状況です。
思いっきり身体を動かせるようになって赤シソジュースの効果を堪能したいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり
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