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寒いか暖かいのかわからない寒暖の差が激しい日が続きますね。
体調維持に心掛けたいものです。
そんな風邪の予防の為、金柑煮を作りました。
金柑は今が出始め。旬の食材です。
咳が止まらないときに食すと出にくくなります。
我が家流、水を使わない濃い金柑煮の作り方をご紹介します。
数字をクリックするとジャンプします。
お忙しい方は一部だけでもご覧ください。
お忙しい方は、「終わりへ」を「プチ」とすると文末に飛びます。
1.金柑(キンカン)とは
みなさんは、金柑をご存じでしょうか?
写真を見てもらったほうが分かりやすいかも( ^o^)
大きさは2~3.5cmと、結構ばらつきがあります。
500円玉の大きさが2.6cmなので、それより少し大きいくらいの小ミカンだと想像していただくと良いでしょう。
金柑とは、
キンカン(金柑)は、ミカン科キンカン属 (Fortunella) の常緑低木の総称である。別名キンキツ(金橘)ともいう。
参照: キンカン - Wikipedia
2mくらいの高さの木に実が成ります。
夏頃に白い花を咲かせ、今頃から冬にかけて黄色い実をつけます。
家内の実家には、この木が植わっていて、収穫期には数百個の実が採れました。
以前は、それを分けてもらい金柑煮を作っていました。
さわやかな甘酸っぱい香りがします。
実は強い酸味があり、丸ごと生食もできますが、私は苦手です。
食べると中に数個の小さく堅い種があります。(みかんと同じですね)
風邪予防に効果のある食材なので、ぜひ活用してみましょう。
お忙しい方へ: 終わりへ
2.我が家流 金柑煮の作り方
金柑を食べるなら、金柑煮がお勧めです。
とはいえ、金柑煮の作り方は様々のようです。
検索すると色々なレシピが出てきます。
楽天レシピ
掲載されているレシピと我が家の一番の違いは
「水」を使わない
ことです。
我が家と言っても、家内の実家の作り方ですが…(*^O^*)
水を使わないことで、濃厚で味わい深い金柑煮が出来ます。
さっそくご紹介しましょう。
1.水洗いして、へたを取る
今回は、実を約540グラムで作りました。
用意した瓶にちょうどの量になるようにです。
大きめのボールに入れて、流水で洗います。
水気を拭いて、竹串を使ってへたを取ります。
「ポン」と取れるので、この作業はとても楽しいです( ^o^)
2.実に切れ目をいれる
実の数カ所に、縦方向に実に届くくらいの深さの切り目を入れます。
我が家の猫「マロン」がなんだなんだとテーブルに上ってきました。
すぐに叱られて、テーブルを降ろされました(^_^;)
猫ってなんでこう人の作業を邪魔するんですかね(*^O^*)
3.ホーロー鍋に入れて、ザラメを入れる
ホーロー鍋に、斬り込みの入った実を入れます。
次に、実の半量弱の重さのザラメを約240グラム、回しながら投入します。
4.酢を入れる
おちょこで1杯くらいの酢を入れます。
水は入れません(*^O^*)
5.火にかける
ザラメが溶けて、泡立つまで火を入れます。
ザラメが溶け出し、実の液がしみ出てきて、金柑全体にかぶるまで数分かけて煮ます。
そのうち、沸騰して泡立つのでそこで火を止めます。
ここまで、煮始めて10分もかかりません。
6.冷めるのを待って、瓶に移す
鍋にフタをして、冷めるのを待つ。
(冷やす間、フタを取らない。開けると実にシワが入ります)
数時間後、鍋が冷めたら殺菌した瓶に、実と液を入れます。
7.完成
今回用意した瓶は、630ミリリットル用の瓶です。
投入が、
540グラム+240グラム+酢少々→約800グラム
完成が、630ミリリットル入瓶満杯+二人分の試飲グラス分が出来ました(*^O^*)
忙しい方へ: 終わりへ
3.効能
まず、金柑の栄養面について見てみましょう。
参照: 金柑の甘露煮 - カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism
特に、ビタミンC,Eが豊富に含まれており、
1個食べれば1食分の必要量の20から25%が取れます。
ビタミンCは、その抗酸化作用から、風邪などの病気に対しての抵抗力を強める働きが期待できます。最近、がんや動脈硬化の予防、老化防止にも効果があると言われています。
ビタミンEも、抗酸化作用が非常に強く血管の健康を保ったり、赤血球の破壊を防ぐ作用があることが知られています。細胞の酸化を防ぐので老化防止も期待できるそうです。
ミネラルについては、カルシウムやカリウム、銅などが豊富に含まれています。
カルシウムはご存じの通り、骨形成に有効ですね。
他、細胞分裂や筋肉の収縮、神経興奮の抑制、血液の凝固に良いと言われています。
カリウムは、ナトリウムの再吸収を抑制するので、塩分の摂取が多い人にはうれしい成分です。血圧を下げる効果もあります。
銅は、吸収されると肝臓でセルロプラスミンになり、全身に運ばれます。
このセルロプラスミンは、ヘモグロビンの合成に欠かせないので貧血予防となります。
また、マクロファージなどの免疫細胞のエネルギーとなる酵素の成分なので、免疫力を高める働きが期待できます。
こうしてみると、昔から薬効が高いと言われるだけのことがあります。
我が家では、
風邪などを引いた時に、咳やのどの痛みを和らげるのに数個食べたりします。
また、煮汁をお湯で割って1日に数度飲んだりします。
金柑煮は、粘膜を強くする作用もありますので、風邪で痛んだのどを治すには最適です。
そして、普段から数個食べていると、風邪の予防も期待できます。
他、胃にも良いという報告もありました。
忙しい方へ: 終わりへ
4.まとめ
・金柑は、これからが旬の食材
・金柑とザラメだけで短時間に作れる
・免疫力を高めて風邪などの予防と、
のどの痛みを緩和する効果などがある
この冬を元気に乗り切るためにも、ぜひ利用していきたい食材です。
みなさんも是非、作って食べてみてください。
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終わり