まねき猫の部屋

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亡き愛子ばあちゃんを偲ぶ

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妻のお母さまが、先週4月11日に亡くなった。

88歳と11か月。お坊さんは、享年90歳と言ってくれた。

天寿を全うしたという想いが込められていると感じた。

四捨五入して89歳、おなかに生を受けた時から数えるから1つ足して90歳だそうだ。

リハビリ中であったが、急に容体が悪化した。

集中治療室で心臓が停止。30分の心臓マッサージをするも脈が回復せず

家族がもう十分してもらったと作業を止めて臨終となった。

妻は事前に様子がよくないと知らせを受け急ぎ、

10日鹿児島に向かい母と話も出来たと安堵していたらこの急変となった。

死に目に立ち会えたのもお母さんの思いやりかもしれない。

家族の見守る中の逝去であった。

私も納棺に間に合ってお顔を観させてもらった。

やすらかな寝顔だった。

 

花を育てるのが好きな優しいお母さんだった。

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家内と付き合い始め、初めて実家にあいさつに行ったその日の晩の会食でお父さんと焼酎を飲み交わした。

飲めないのに無理をしたものだから30分でダウンした。

始めていった相手先での大失態と思った。

しかし、気が付いたら枕が添えてあった。

お母さんが出してくれたそうだ。

以来、私が飲むときは30分後には枕をお母さんが持ってきてくれた。

後で聞くと、私が酒が飲めないのが気に入ったそうだ。

何人もの候補を連れていったが、皆断られたと家内からは聞かされていた。

そのお母さんに気に入られたから結婚したとも言われた。

 

孫の面倒もよく見てくれたし愛されていた。

娘は2歳ごろには実家に、一人で泊まってしまうことがよくあるほどだった。

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……すみません。

こんなプライベートの訃報なんてだれも読みたいとは思わないだろう。

しかし、愛子ばあちゃんのことを書かずにはいられなくなってしまった。

私の記憶に、留めておきたかった。

「ばあちゃん」先に行って待っていてください。

あの世でまた会おう。

合掌