スーパーの仕事を始めて体重が1か月で約2Kg減ったと前回書きました。今日はその内容を検証してみたいと思います。
下の図表は、ジムの体組成計で計測したデータの一部をまとめたものです。最新の測定は5月16日に行ったので、仕事を始めて約1.5か月後のデータとなっています。勤務前のデータと比較すると、体重は2.8Kg減少しています。ペースは落ちましたが、継続して体重は落ちていることになります。
減少した体重2.8Kgの内訳を部分別にみると、脂肪が2.1Kgともっとも多くなっていました。体重減少の72%は脂肪の減少によるものでした。そのためかウエストサイズも2㎝ほど細くなっています。
すべてが、脂肪の減少によるものと思っていましたが、筋肉量も0.3Kg減ってしまっています。これはちょっとショックでした。部分別のデータでは、腕は3Kg と変化ありませんでした。脚は10Kg で0.1Kg減っていました。残り0.2Kg分は体幹となるようです。仕事を始めた分、ジムの運動が出来ていないので体幹系の筋肉が落ちたのかもしれません。いずれもう少し検証してみたいと思います。
また、水分が0.5Kg分もあるのは意外でした。しかし、調べてみると体の脂肪は約20%の水分を含んでいるとのこと。0.5Kgは脂肪2.1Kgのちょうど20%分になるので、今回の体重減で考えると脂肪は2.1+0.5=2.6Kg減少したと推定して良いようです。とすると、2.9Kgの内、脂肪の減少によるものが約90%ということになります。
さて、体の脂肪を運動で消費する場合、以下の式で求めることができるとあります。
参照:ダイエット 運動:有酸素運動と体脂肪の燃焼、ウォーキング
運動で消費されるエネルギー量(Kcal)
=(運動強度「メッツ」-1)×運動時間(h)×体重(Kg)×1.05
( )内のー1は安静時のメッツ値となります。
1Kgの脂肪は9000Kcalですが、水分を20%含んでいるので
9000×0.8=7200Kcalで計算します。2.6Kgなので18720Kcalになります。
運動強度を求めるため、上記の式を以下のように変換します。
運動強度「メッツ」
=1+(運動消費エネルギー/(運動時間(h)×体重(kg)×1.05))
数字あてはめて求めます。
運動強度「メッツ」
=1+(18720/(131×62.9×1.05))
=約3.2「メッツ」
となりました。
エクササイズガイドから3.2「メッツ」に相当する運動と仕事内容を探すと
運動
3メッツ:自転車こぎ50W、ウエイトトレーニング(軽中程度)、ボーリング
3.5メッツ:体操(家で軽中程度)、ゴルフ
仕事
3メッツ:普通歩行(平地67m/分)、屋内掃除、車の荷物の積み下ろし
3.3メッツ:歩行(平地81m/分)、カーペット掃き、フロア掃き
3.5メッツ:モップ、箱詰め作業、軽い荷物運び
仕事内容については、重い園芸の土を運ぶこともしているので、やや違和感がありましたが、一日の平均で見るとこんな感じなのかもしれません。
ジムで6メッツ相当の運動を週2から3回やっていますが、計算すると月換算の運動エネルギー消費量は約4000Kcalくらいにしかなりません。
一日約7時間(休憩1時間を除く)、平均3メッツで体を動かすことが脂肪燃焼に効いているかがよくわかりました。
ウォーキングや日々の生活で、継続的に脂肪燃焼を行うことの重要性を身をもって実感することができました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。