調査

noteの開設を目指しています。その上で、noteプラットホームの概要を理解することは大切です。特に無料でチップはもらえるのかなど収益に関することは知りたいところです。「己を知り敵を知れば百戦危うからず」という訳です。では、さっそく調べていきましょう。お時間があったらお付き合いください。
1.noteコンテンツの概要
noteを運営するnote株式会社は、2011年12月8日に設立されたメディアプラットフォームの会社です。会社の概要は以下の通りです。
会社概要
わたしたちは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォーム・noteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、メンバーシップでファンや仲間からの支援をうけたり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を紹介したり、note proを活用して企業や団体が情報発信をしたりしています。
会社名:note株式会社
(2020年4月7日 株式会社ピースオブケイクより社名変更、英語名:note inc.)設立日:2011年12月8日
月間アクティブユーザー(MAU)
noteの月間アクティブユーザー(MAU)の推移を確認しておきましょう。
2020年3月に4,400万人という数字が目を引きます。コロナ禍における「巣ごもり需要」の急拡大によるものです。多くのプラットフォームもこの時期はMAUが急増しています。その後、一過性のブーム状態から「プラットフォームとしての定着」へとフェーズが移っていることがわかります。
1.コロナ禍の爆発的ピーク(2020年)
2020年5月に記録した6,300万人が、noteを発展させるきっかけとなるMAUです。外出自粛により、プロ・アマ問わず多くのクリエイターが流入しました。
2.「量」から「質(会員数)」へのシフト
コロナ禍による一時的なMAUの増加は過ぎ去りました。そして、2022年頃から、note社は単なる「ページビュー(閲覧数)」よりも、「会員登録者数」や「継続率」を重視する方針にシフトしたようです。
3.MAUの増加再加速(AIと法人の活用)
2024年以降は、 AI時代への適合を進めてきた結果、noteを訪れる人が急速に増加、メディア力が向上しました。2025年の6月~11月の平均MAUは8,660万人に急増しています。

出典:2025年11月期note業績短観より
こちらは、2025年12月1日時点におけるMAUとPV数、アクセスランキングです。

出典:2025年11月期note業績短観より
ランキングは、PVなどの情報を得られるSimilarwebサイトからの引用となっています。とはいえ、このランクは集計企業に偏りがありそうです‥‥(^0^;)
Instagramやfacebookといったサイトが示されていないので、おそらく検索プラットフォームだけのカテゴリーで調べた結果でしょう。2023年に調べた時は、情報プラットフォームでは、Instagramが2位、noteは19位でした。

出典:Similarweb2023年より
会員数の推移
2020年当時は約200万人程度でしたが、2025年4Qでは、1,115万人規模にまで拡大しており、ログインして利用する「濃いユーザー」が増えている様子です。

出典:2025年11月期note業績短観より
流入経路について
⽣成AIの 普及により、情報へのたどり着き⽅が変わりつつあります。検索やSNSではなく、AIに 質問して答えを得る使い⽅が広がってきました。その流れの中で、noteへの ⽣成AI経由の 流⼊も変化しています。
実際にnoteの記事のPV数は 、3年間で 3.2倍に 増加したそうです。しかし、流⼊元の73%を 占めるのは(2022年611⽉と 2025年611⽉の ⽐較)記事 、note内の 回遊と 検索流⼊となっています 。
この 3年で SNS経由は 20%から 8% に下がる⼀⽅、記事そのものの⼒で読者が集まる構造になっていると決算短観に書いてありました。

出典:2025年11月期note業績短観より
こうしたことから、XやFacebookなどを利用して流入を期待することはあまり効果的では無い可能性があります。この点は、一般的な紹介記事では得られない情報なので検討の余地があります。色々なプラットフォームを利用するのは人的なリソースや費用の優先順位を考える必要があると思っています。
2.noteで無料サービスでできること
noteには、無料版、noteプレミアム、notepro(法人サービス)の3つのサービスがあります。
それぞれで利用可能なサービスが違うので確認してみました。
ここでは、興味がありそうな部分だけに留めています。
こちらが、noteの機能の内、コンテンツ制作の一部の一覧表です。
コンテンツ制作の機能比較

無料版では、AIレビューやAI執筆サポート、予約投稿機能などが出来ません。
noteプレミアムは、月額500円なので、初めは無料で収益が上がったらプレミアムに移行するのもいいかもしれません。
次は、noteの集客と課金機能についです。
集客と課金の機能比較

無料版だと、集客機能のトップ優先表示されないとは痛そう。
また、課金については、チップも有料記事も可能です。定期行動マガジンの掲載が出来ないなどの制限があるのは、有料化では致し方ない所でしょう。
チップ(サポート)機能について
クリエイターの活動を金銭的に応援できる機能です。100円から100,000円までの金額で、クリエイターに記事の対価として金額を支払うことができます。またクリエイター側は、チップを送ってくれたユーザーに対して任意でお礼のメッセージを送ることもできます。

詳細は以下のURLから参照してください。
3.noteが推奨するコンテンツとは
noteにおけるコンテンツの考え方や優先度を考えるヒントが書いてあったので、一部を紹介します。
まずは、大原則から、
noteでは「一次情報」と「生の体験の記録」「私の気づき」の発信を、今後より積極的に応援していきたいと思います。
AI生成の記事そのものは否定はしません。OKです。ですが、noteチームとしては特に以下の優先順位でオススメの作品を探していきます。
1: 「人間による生の一次情報・体験の記録・作品」
2: 「自身の一次情報を、AIを『ツールとして』活用して編集・構成したもの」
3: 「ユニークなAI自動生成記事」
4: 「新規性のない大量生成記事」
※ここで言いたいのは「AIを使う/使わない」ではなく、「一次性・独自性・検証可能性」を大事にしていきたいと思います。
以下のような記事やクリエイターを、積極的に推していきたいそうです。
体験、一次情報に関する記事
・実体験、レポ
・失敗談からの学び
・具体的なケーススタディ
・時系列や体系的な整理
・継続的な体験・実験の記録
・専門家の情報発信
・まだないコンテンツを最初に作った / まとめたもの
・作者固有の観察・表現・経験の共有
一次創作
・小説・詩・エッセイ・漫画などの一次創作
・煽らない私的な感情の発信
・自分の視点からみた世界の共有
・日々の生活・仕事等からの発見、問題提起
・社会への提起(※人や属性への攻撃にならない形での提起)
その他では、
コラボレーションを誘発するコンテンツ
新しい試みを推奨するコンテンツ
イベント・アクティビティに関するコンテンツ
などもお勧めとのこと
詳細は、以下を参照してください。
4.noteと言う会社の概要
2025年11月期における通期売上高は4,141百万円でした。来年2026年11月期の予想は約5,600百万円としています。約+35%増の計画です。この計画通りだと成長期のまっただ中という感じです。
製品ライフサイクルにおける成長期の特徴は、参入者の急激な増加と差別化です。

戦略的なテーマ設定を、しっかりとする必要があります。
さて、note株式会社は、上場しています。配当は無いみたいですが、株主優待を始めたようです。保有1年以上100株で、noteポイントが3,000ポイントもらえるそうです。
連結業績の実績と予測

5.おわりに
今回は、noteを開設するに当たっての必要情報収集をしてみました。
無料版でも、チップ(投げ銭)や、有料記事の設定が出来ることがわかりました。また、制限では記事の予約投稿が出来ないことや、AIのサポートが受けにくいこと、トップ記事への掲載が制限されることなどがわかりました。プレミアム版は月額500円なので、収益が上がるようなら考えてもいいかもしれません。
次は、テーマなどの探索をしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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終わり
