まねき猫の部屋

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舞台公演「Club キャッテリア」を観て感じたこと

0-表紙-クラブキャッテリア

家内の付き合いで舞台公演を観てきました。コロナ禍以来4年ぶりです。演目は「Club キャッテリア」場所は新宿ステラボール品川プリンスホテル内のホールです。田舎者なので、久しぶりの都会はお上りさん丸出しで行ってきました。舞台は、イケメン俳優勢揃いとあって観客はほぼ女性でした(^_^;) そんな舞台を観ながらTVの未来も色々考えてしまいました。そんなことを徒然に書いています。お時間があったらお付き合いください。

 

目次

 

1.Club キャッテリア

日本テレビで放送されていたバラエティ番組「ろくにんよれば町内会」から生まれた舞台企画が、Stray Cityシリーズ『Club キャッテリア』です。

品川プリンスホテル ステラボールで上演され、期間は、5月12日(金)~21日(日)でした。その内の5月14日(日)の昼公演を観てきました。上演時間は、約2時間20分で休憩無し(^_^;) なので、おトイレに途中行かないように水分制限してという念の入れようです。(奥様のご指示です)

 

出演者は、石川凌雅、泰江和明、田中涼星、廣野凌大、福澤侑、持田悠生、笹森裕貴、立花裕大荒牧慶彦です。多くが2.5次元刀剣乱舞をやっている俳優さんです。

 

こちらの写真は、右が主役のクロこと石川凌雅さん、左が準主役のミケこと泰江和明さんです。(ちなみに奥様の推しは、石川凌雅さん)

 

1-2-クラブキャッテリアクロとミケの会話シーン

映像:「クラブキャッテリア」公式HPより

Stray Cityシリーズ「Club キャッテリア」公式サイト

 

ストーリーの概要は、「2.5ジゲン!!」公式HPから引用させていただきました。

荒牧慶彦「手ばなしで褒められる作品に」Stray Cityシリーズ「Club キャッテリア」開幕レポート

 

物語の舞台は、夜の街“カブキマチ”。金と欲望が渦巻くここでは、白服をまとった一流ホストたちが毎晩、美しい嘘で塗り固めた夢を振りまいている。白服は一流ホストである証。そんなカブキマチでは毎年、白服ホストのNo.1を決める祭典『ホワイトナイト』が開催されていた。

路地裏で野良生活を送るクロ(演・石川凌雅)には、どうしても『ホワイトナイト』で優勝しなければならない理由があった。クロは幼なじみのミケ(演・泰江和明)とともに、ラグドール(演・荒牧慶彦)が支配人を務めるホストクラブ「キャッテリア」の扉を叩く。果たしてクロは白服となり、『ホワイトナイト』で優勝できるのだろうか…。

心にない“嘘”を口にすると具合が悪くなってしまう体質のクロは、優しい嘘で客に夢を見させるホストクラブで働くには圧倒的に不向き。本作では、そんなクロがNo.1を目指す理由のほか、ライバル関係にある店に所属するホストたちがしのぎを削って成長していく様子、それぞれが持つホストの仕事への矜持、この世界で生きていく意味などが描かれている。

メンバーは全員猫の名前で仕草も猫設定です。そんな部分から、劇団四季のミュージカル「キャッツ」を連想しましたが、全然違いました。
オリジナリティー溢れる楽しい舞台でした。

ホストという嘘にまみれた世界で描かれる、優しい嘘の理由を色々なエピソードから展開しているのは中々面白い脚本だと感じました。

「嘘をつくにも訳がある」その嘘の裏側を知る努力をしないのは○○だという言葉にはかなり引かれるものがありました。

 

 

1-1-クラブキャッテリアダンスシーン

映像:「クラブキャッテリア」公式HPより

 

2.当日券にもトライ

奥様はとても気に入ったらしく、もう一度みたいと言うことで、5月18日(木)の当日券を求め、ふたたび品川に向かうこととなりました(^_^;)

12時からの当日券販売の列に並んだのですが、なんと〆切までに並んだ人の数は、目算で約150人くらいにもなりました。

しかも、当日券は抽選で、その枚数はたったの8枚!(抽選の直前に枚数が発表されたのですが、もっと早く言ってくれれば引き返したかも(^_^;))

時間になって次々と並んでいる人が抽選の券を引いていきますが、皆さん落選です。まあ、当選は番号が1~8番の8枚だけですからね。私たちの順番が来て、奥様が引いたのが111番で、私が86番と残念ながら二人ともハズレでした。

ハズレ組みはしょぼしょぼと品川駅へ戻っていきます。我が家も仕方がないので、近くのお店で美味しいお寿司をいただいて家に戻りました。

 

 

1-3-クラブキャッテリア舞台公演後の1シーン

映像:クラブキャッテリア舞台公演後のメンバーTwitterから

3.なんと千秋楽は配信で!

この公演は、初演5月12日(金)と千秋楽の5月21日(日)が Huluで配信されました。

奥様は早々に配信も購入され、千秋楽当日は18時からテレビに釘付けでした。

なお、私も一緒に観ることに…(^_^;)

そして、この公演はブルーレイでディスク販売もされるそうで、こちらも購入したと聞きましたアセアセ(^_^;)

身近で推し活のすごさを体験した5月となったのです( ^o^)

 

おまけです。
「Club キャッテリア」は日テレプラスでも、放送されることになりました。7月28日(金)21時30分からです。日テレプラスが視聴出来る方は、ご覧になってみたら如何でしょう。特別版なので、おそらく最近の2.5次元の俳優さんの活躍なども見れると思います。もちろん我が家の奥様は観る気満々です。

www.nitteleplus.com

 

4.おわりに(テレビの未来)

奥様の推し活の様子から覗えるように、こうした配信などの利用が活発化しているそうです。それを裏付けるように、動画配信サービスの売上が増加しています。

 

4-1-動画配信の売上推移

参照:総務省 令和4年版 情報通信白書より

参照URL:総務省|令和4年版 情報通信白書|データ集(第3章第8節)

 

2019年の売上は、約2926億円でしたが、2021年には4614億円と約56%も増えています。2022年のデータは、まだ出ていませんが、さらに増えていることでしょう。

 

こうしたネットの拡大は、テレビとインターネットの利用時間推移にも表れています。

4-1-テレビとインターネットの平均利用時間の推移

出典:総務省 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査(各年度のデータをまねき猫が集計してグラフ化)

 

テレビ視聴時間とインターネット利用時間が2021年に逆転しています。テレビ196分に対して、インターネットの平均利用時間が197分と1分ですが、長くなっています。今後、この差は拡大していくものと思われます。

そうした背景には、若い世代のテレビ離れとインターネットの平均利用時間の拡大があります。下図の通り、男女ともに40歳以下の世代ではテレビ離れが顕著です。

テレビ視聴時間とインターネット利用時間の年齢別長期推移

出典:総務省 令和4年版 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

 

よく言われることですが、今のテレビを支えているのは60歳以上という感じです。最近のテレビドラマに10%以上の視聴率を取れる番組が無いこともこうした流れから読み取れます。

そうした点で今回、日テレが「Club キャッテリア」を手がけた背景も頷けました。こうしたコンテンツの支持者は、行列で私が観たような若者世代です。テレビで失いそうな顧客をこうして取り込もうとしているのでしょう。


そして、こうした公演を行えば、自社の日テレプラスで配信をしたり、Huluなどの配信企業と提携して、ネットビジネスを拡大していく流れが出来ます。さらに、グッズやディスク販売といった関連商品の売上からのバックも期待できます。

 

 

こうした時代の変化の一端を、家族の推し活から観ていくのも参考になることがよく分かりました。今後の動向も観察を続けていこうかと思います。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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終わり