3つの視点で自分の動機を確認する
環境が激変していますね。
不安ばかりが頭をよぎります。
そんな時は、自分の「やる気」や動機の
元となるキーワードを思い出してみましょう。
その方法の1つに、3つの視点があります。
「Will、Can、Must」を書くことで
自分の今を見える化する手法です。
こんな時だからこそ、
一度立ち止まって自身を振り返ってみましょう。
あなたの何らかの気づきに役立てば幸いです。
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1.不確実な未来
年初こんな自粛生活になるとは想像できませんでした。
しかし、可能性はありました。
2020年は太陽黒点が少ない時期で、
過去、こうした時期に悪い事が起きていたのです。
前回の黒点減少期にあたる2008,9年は、
新型ウイルスが流行し、
経済もリーマン・ショックで停滞した時期でした。
とはいえ、
今回これほどまでにコロナウイルスが蔓延し
世界が停滞することになろうとは…
現代でもこうした不確実性は高いと改めて痛感することになりました。
今年初めの記事
さて、起きてしまったことは変えられません。
受け入れて歩き出したいものです。
どんなに道は険しくともです。
とはいえ、どう歩めば「やる気」が出るのか?
迷いますね。
迷った時ほど、一度立ち止まって
自分の「やる気」や動機の源泉を思い出してみましょう。
その方法の1つに
「3つの視点:
Will、Can、Must」
があります。
自身の今の「やる気」や動機を見える化します。
その気づきで何か失敗しても大丈夫。
人生のゴールは「連山」だそうです。
調べたら、書いてある本が文庫化されていました。
6月12日発売だそうです。
792円ならお買い得かもしれません。
ちなみに、Kindle版もあります。
2.3つの視点の考え方
3つの視点とは、
「やりたいこと(Will)」
「できること(Can)」
「やるべきこと(Must)」
から自分の動機や「やる気」を見える化します。
研修でやったことがある人もおられるのでは?
なにしろ、マネジメントで有名なドラッカーさんが考えた手法です。
それぞれの内容を見ていきましょう。
やりたいこと(Will)
実現したい夢や、やりたい仕事、人生の方向を示すものです。
あなたの将来の目指す姿を描くことになります。
「You Tuberになりたい」
「独立して会社を興す」
「リーダーになって、大きい仕事をしたい」
「こんなアプリを作ってみたい」
「副業して、より多くの収入を得たい」
などなど……
あなたの「やりたいこと」を書いてみます。
やりたいことが思い浮かばない…
とくに、こんな時期だから
「私は何がやりたかったんだろう…」と悩んだり
忙しすぎて、
「ずっと同じ仕事で、それが当たり前だし…」
などなど
そんな方は
次の「やれること」から書いてみましょう。
書いている間に
”ああ、これが自分の「やりたいこと」だった”
と再発見できたら今日はついているぜ( ^o^)
やれること(Can)
あなたの現在の仕事などのスキルや経験・能力を確認するものです。
得た人脈チャネルや保有する資源(例お金)もその一部です。
あなたのこれまでを振り返ってみましょう。
「入社2年目で、開発の一部を担当できた」
「ソフトのシステムをリーダーとして仕上げた」
「介護の仕事でお客様から感謝された」
「営業として始めて大口の商談が取れた」
「貯金が1000万円を超えた」
「研究会に3年通って技術の人脈が出来た」
など成果からも書くことができます。
やるべきこと(Must)
あなたが組織から期待されている仕事や、
生活していく上で任されていること
になります。
また、見方を変えると「やるべきこと」は
「やりたいこと」と「やれること」の
ギャップとも言えます。
たとえば、
将来家を持ちたいと考えている「やりたいこと」
現状は、お金を貯めている段階「やれること」
そうなると、
「やるべきこと」は、
・自分の持ちたい家のスペックを考える
・色々な家を見てみる
・早くお金が貯まる方法を考えて実行する
などなど
「やるべきこと」
は次の行動のヒントでもありますね。
3.3つの視点を書いてみる
「やれること」Canから書き始める
始めに「やれること」Canから書き出してみるのが有効です。
こうしたシートを利用すると書きやすくヒントになります。
ちなみにこれは私の例です。
記事として伝えやすいよう少し編集し簡略化してあります。
さて、白紙のフォーマットを付けました。
良かったら書いてみてください。
コピペしてパワポに貼り付けるだけで準備完了です。
自分でエクセルで作成してもいいですね。
「やれること」を書いていて
「やりたいこと」も見えてきましたか?
「やれること」
「やりたいこと」
が書けたら
それを元に
「やるべきこと」
もイメージしてみましょう。
もちろん、
いまやっている仕事や担っていることを先に書きます。
白紙の部分があっても大丈夫。
一度印刷してたり、書いたモノを見える所に
おいておきましょう。
Will、Can、Mustの事例
先ほどの私の例からのWill、Can、Mustの例を書いてみました。
月並みな「やるべきこと」になってしまいました(^_^;)
みなさんにうまく伝えられる言葉が紡げないのが残念です。
さらに言葉の訓練を続けよう。
4.やる気や動機を引き出す
気持ちを改めて(*^O^*)
ここまでの検討内容を3つの円に埋めてみます。
この事例から、
私の「やる気」や動機は
・教えること(から得られる)有意味感
・健康で安定した生活
のようです。
これは、日々感じていることでもあります。
みなさんはどんな感じになりそうですか?
とはいえ、
はじめからすべてをきちんと埋めるのは大変です。
大丈夫。
毎日、5分でいいから書きかけのシートを眺めてみましょう。
そして、
書ける部分がひらめいたら埋めていきます。
いきなり完成形にしないほうがしっくりとまとまることも多いです。
ウイスキーの熟成のようなものかもしれません(*^O^*)
書きかけのシートを目に付く所に置いておく
見える所に貼って置く
いつも使うノートに挟んでおく
などなど…
思いついたら書き加えて完成度を高めてみましょう。
そして、埋まったら、
また、よく見える所に飾っておきましょう。
毎日、1回は眺めてみる。
そのうち、動き出したい気持ちが湧いてくるかもしれません。
そのときは、行動計画に落としてみましょう。
あなたの夢に一歩近づき始める時が来たようです( ^o^)
ご参考
計画づくりは、戦略マップという展開法がお勧めです。
5.まとめ
自分の動機や「やる気」を
高めるキーワードを探す方法に
3つの視点がある。
・3つの視点とは、
「やりたいこと(Will)」
「やれること(Can)」
「やるべきこと(Must)」
から自分のやる気を発見する
・やりたいこと(Will)は、
実現したい夢や、やりたい仕事、人生の方向を示すもの
あなたの将来の目指す姿
・やれること(Can)
あなたの現在の仕事などのスキルや経験・能力
・やるべきこと(Must)
あなたが組織から期待されている仕事や、
生活していく上で任されていること
・始めはCan「やれること」から作る
・少しずつ完成させるのが良い
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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終わり
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